ヤクルト本社、新たな決済手段を導入
株式会社ハックルベリーが提供するチャットボット「CommChat」が、株式会社ヤクルト本社のオンラインストアに導入されました。この取り組みにより、ヤクルトが扱う「ラクティフルモイストアップローション」の購入がさらに便利になります。
ヤクルトの導入背景
ヤクルト本社がこのチャットボットを導入することになった背景には、Shopifyシステムにおけるチェックアウトフローの長さがありました。ヤクルトの担当者は、これを早急に改善する必要があると認識しており、以前から利用していた定期購買アプリへの信頼もあって新しいサービスの導入を決定しました。これにより、内部での簡略化が可能となり、シナリオ改善のスピードも向上することが期待されています。また、料金体系は新たな広告費と比較しても安価であり、経済的な負担が軽減される点も魅力だとされています。
「ラクティフルモイストアップローション」とは
ヤクルト本社の化粧品ブランド「ラクティフル」は、「乳酸菌のチカラを、素肌のチカラに。」をコンセプトにした製品を展開。食品メーカーの厳しい安全基準をクリアした化粧品を提供しています。「ラクティフルモイストアップローション」は、肌本来のうるおい成分に似た成分を配合し、角質層の深部まで潤いを届けます。製品は通信販売専用で展開されるため、自宅で手軽に購入が可能です。
商品には140mLの化粧水が4,290円(税込)で販売され、11月14日に発売される予定です。
CommChatの特徴
チャットボット「CommChat」は、商品の購入フローを一ページにまとめ、チャット形式で簡単に決済を行うことができるサービスです。この機能によりエンドユーザーにとってストレスのない購買体験を提供し、コンバージョン率(CVR)の向上が期待できるとされています。設定も簡単でエンジニアの手を借りずにマーケティング担当者が改善を行える点も魅力です。初期費用0円、月額1万円からサービスを利用できるため、ECサイトの運営者にとっても経済的なメリットがあります。
ハックルベリーとは
株式会社ハックルベリーは「デジタル社会における“その人”らしい、暮らしの当たり前をつくる」というミッションを掲げ、ECの売上向上に向けたサービスを企画・開発・運営しています。特にShopifyを利用した店舗支援に力を入れています。
まとめ
ヤクルト本社がチャットボット「CommChat」を導入したことで、オンラインストアにおける購入プロセスが大幅に改善される見込みです。利便性が向上することは顧客にとっても嬉しいポイントとなるでしょう。今後もこうしたデジタル施策が進化することが期待されます。