子どもの水分補給
2018-07-20 14:00:34
育児ママの8割が不安を抱える子どもの水分補給とカフェイン事情
子どもの水分補給に対するママたちの不安
近年、子どもの健康管理の重要性が高まっていますが、水分補給についての不安を抱える育児世代の母親が多いことが分かりました。アサヒ飲料が実施した調査によると、20〜40代で3歳から5歳の子供を持つ母親の約80%が、子どもの水分摂取量に不安を感じていることが明らかになりました。
子どもの水分補給量の現状
この調査によると、79.7%の母親が子どもに与える水分量の基準が分からず、実際の摂取量が十分かどうか自信が持てないと回答しています。また、65.4%の母親は、家庭で常備している飲み物について、誰がどのくらい飲んでいるかを把握できていないとしています。これは、特に兄弟がいる家庭では飲み物の把握が難しいため、大変なことです。
夏休みに自宅で過ごす時間が増える中、母親たちの不安を軽減するためにも、子どもへの水分補給を意識した環境が必要です。遊びや活動が多い夏場こそ、正しい水分補給が求められます。
水分の摂取タイミング
さらに調査結果によれば、屋内で82.7%、屋外で68%の母親が子どもが「のどが渇いた」と言ってから水分を与えることが多いと回答しています。このため、飲ませるタイミングを見逃さず、あらかじめ声をかけることが必要です。年齢や体重によっても適切な水分量は異なるため、注意が求められます。
カフェインの注意
子どもの水分補給に関して、母親たちが特に気にしているのはカフェインです。調査の結果、カフェインを過度に摂取しないよう気をつけていると答えた母親が多く、1位から3位までにカフェイン、糖分、添加物がランクインしました。また、実際に子どもが飲んでいるカフェイン入り飲料のトップはほうじ茶、緑茶、ココアであることがわかりました。
カフェインについても、その摂取量を把握することが重要です。例えば、ほうじ茶は意外にもカフェインが緑茶と同程度含まれているため、注意が必要です。これらの飲み物に含まれるカフェインがどれだけあって、どのように管理すれば良いのかを、子ども自身も知ることが大切です。
カフェイン・マネジメントブックの活用
アサヒ飲料は、育児世代のニーズに応える形で「カフェイン・マネジメントブック」を開発しました。これは、水分補給の目安や、カフェインが含まれている飲み物の情報をまとめたもので、親子でも理解しやすい内容となっています。シールや塗り絵を使って、楽しみながら水分やカフェインの摂取量を把握できる工夫も施されています。
今年の夏休みは、親と子が一緒にカフェイン管理を行い、新たな習慣を始める良い機会です。十六茶健康コラムのWEBサイトから「カフェイン・マネジメントブック」が無料でダウンロードできるので、ぜひ活用してみてください。
まとめ
育児世代の母親たちが抱える水分補給への不安を解消するためには、正しい情報をもとにした管理が欠かせません。夏場の水分摂取とカフェイン管理によって、子どもの健やかな成長を支えていきましょう。
会社情報
- 会社名
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アサヒ飲料株式会社
- 住所
- 東京都墨田区吾妻橋1-23-1アサヒグループ本社ビル
- 電話番号
-
03-5608-7430