塗料業界向け新提案
2026-06-29 11:34:41

リーガルテック社、塗料・インキメーカー特化の新ワークフローを導入

リーガルテック社が塗料・インキ業界向け新ワークフローを発表



リーガルテック株式会社(東京都港区)が、自社のAIデータプラットフォーム‘IPGenius’を基にした「配合・処方整理ワークフロー」の提供を開始しました。この新しいサービスは、特に塗料とインキのメーカーの研究開発や知財部門に役立つことを目的としており、これまでの業界特有の課題を解決するために設計されています。

塗料・インキ業界特有の課題



塗料・インキ業界では、複数の成分(顔料、樹脂、溶剤、添加剤など)を組み合わせた複雑な処方開発が日常的に行われています。一つの製品開発プロジェクトで数十から数百種類の処方バリエーションが検討され、それに伴うデータは様々な形式(研究ノート、実験データ、配合シートなど)で社内に分散しています。このため、情報の共有や検索が極めて困難になっています。

具体的には、担当者ごとに異なるデータ管理方法や、商品名や略称の混在から、過去の情報を簡単に検索できないという問題が存在します。「あの処方の情報はどこにあるのか」といった状況が、研究開発現場で頻繁に発生しているのが現実です。

知財部門の負担を軽減



知財部門でも、処方に関連する特許明細書の実施例や比較例の整理は非常に手間がかかります。技術要素の抽出や検索語の設定は担当者の経験に依存し、調査品質のムラが生じる原因となっています。また、製品ライフサイクルが長いため、後任が以前の経緯を把握しづらく、知識の継承に関するリスクが高まっています。

このような背景から、リーガルテック社は「配合・処方整理ワークフロー」を開発し、IPGenius導入企業向けに提供しています。

配合・処方整理ワークフローの主要機能



本ワークフローでは、次のような機能が含まれています:
  • - 処方抽出:実施例や比較例から評価対象の処方を抽出し、一目で確認できるようにします。
  • - 成分整理:複雑な成分名や略称を整理し、統一した情報を提供します。
  • - 条件整理:塗布や乾燥条件を体系的に整理し、評価試験の条件も明確化します。
  • - 検索語生成:先行技術調査やFTO調査の際の技術要素ごとの検索語候補を生成します。
  • - 比較整理:自社の処方と他社特許の実施例を比較できる軸を整理します。
  • - 発明候補整理:技術課題や解決手段について整理し、発明候補を明確化します。
  • - ナレッジ化:過去の処方検討履歴を再利用可能な形で蓄積し、情報の有効利用を促進します。

IPGeniusの活用



このワークフローは、リーガルテック社のAIデータプラットフォームである‘IPGenius’を運用基盤にしています。IPGeniusは、研究ノートや実験データ、特許明細書などの情報を横断的に検索できる環境を提供し、呼称の揺れによる情報損失を防ぎます。また、知識の共有を進めることで、組織全体の知的財産を効果的に活用することが可能です。

今後の展開



リーガルテック社は、塗料・インキ業界にとどまらず、材料、化学、食品、化粧品、電子材料、ヘルスケアなどさまざまな分野に向けたAI活用のワークフローやナレッジテンプレートの拡充を目指しています。この取り組みにより、企業の研究開発や知財業務の効率化を継続的に支援していく方針です。

詳細な情報は公式サイトにてご確認ください。


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会社情報

会社名
リーガルテック株式会社
住所
東京都港区虎ノ門5-13-1虎ノ門40MTビル4F
電話番号
03-5733-5790

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