BioPhenoMAが実検体を用いた新たな受託研究サービスを開始
株式会社BioPhenoMA(東京都新宿区、社長:丹羽大介)は、2023年4月18日より、独自の極微量タンパク質定量技術「TN-cyclon™」を活用した受託研究サービスの本格的な提供を開始しました。このサービスにより、研究者は血液、尿、唾液、喀痰など、さまざまな実検体を用いて、タンパク質の動態を高感度で解析することが可能となります。
サービスの特徴
このサービスは、単なる測定代行ではなく、“From sample to mechanism(検体からメカニズムへ)”という理念のもと、科学的な現象を明らかにするための支援を行います。実施される主な工程は以下の通りです。
1.
検体前処理
実検体に特有の構造物を考慮し、最適化した前処理を行います。
2.
エクソソームの抽出
生体試料からエクソソームを含む目的画分を適切に抽出します。
3.
分画(局在情報の保持)
エクソソームの膜画分と内腔画分を分離し、タンパク質の局在情報を保持したまま解析します。
4.
極微量定量
0.1 pg/mLレベルの超高感度測定を、一般的なラボ設備で実現します。
5.
動態解析
様々な条件下での分子動態を定量的に評価します。
6.
メカニズム解釈
刺激応答や病態進行に関する分子機構を読み解くための解析支援を行います。
研究への応用
BioPhenoMAのサービスは、さまざまな研究課題に対応可能です。例えば、薬剤刺激によるタンパク質動態の解析や、非侵襲検体からの早期指標探索、質量分析での候補マーカーの妥当性検証など、多岐にわたります。これにより、研究者は時間のかかる前処理や抗体選定の最適化に費やす時間を大幅に短縮できます。
研究の迅速化と新たな発見
この受託研究サービスは、実検体を用いた分子動態の追跡を可能にする点が大きな特長です。その結果、薬剤刺激や細胞ストレスに伴うタンパク質の変化をリアルタイムで解析することで、より迅速に新たな知見を得ることができます。
BioPhenoMAの将来展望
今後、BioPhenoMAは今回のサービスを発展させ、さらなる研究基盤の設計を進めていく予定です。また、2026年4月には、米国プエルトリコで開催される国際細胞外小胞学会(ISEV2026)において、早稲田大学との共同研究成果を発表する予定です。これを通じて技術の認知度を高め、研究者との連携を強化することを目指します。
会社概要
BioPhenoMAは、早稲田大学の伊藤悦朗教授が開発したTN-cyclon™技術を基盤とするスタートアップ企業です。当社は「誰もがどこでも簡単に極微量タンパク質を検出できるプラットフォームを創生し、生物医学分野の進歩に貢献する」というミッションを掲げています。
会社情報
株式会社BioPhenoMA
設立:2023年4月18日
住所:東京都新宿区西早稲田1-22-3
代表取締役:丹羽大介
公式サイト:
BioPhenoMA
E-mail:
[email protected]