中小企業の経営をサポートする新サービス『a-Tax顧問’s』が登場

株式会社アカウンタックスが提供する新しいマッチングサービス『a-Tax顧問’s』は、2024年8月1日からスタートする予定です。このサービスは中小企業と税理士だけでなく、あらゆる専門家を結び付けることを目的としています。かつては税理士が主な顧問とされてきましたが、現在の経営環境では多様な専門家の知識が求められています。

あらゆる専門家を登録可能に

『a-Tax顧問’s』は、税理士だけでなく、社会保険労務士や弁護士、公認会計士、さらにはファイナンシャルプランナーやコンサルタントといった、幅広い専門家を登録可能にしました。これにより、企業は財務や税務だけでなく、労務や法務、さらには業務改善やコスト削減といった多方面の課題に対応する支援を受けられます。

新たな顧問のあり方

この新サービスの特徴は、顧問の定義が広がった点にあります。『a-Tax顧問’s』の名称には、専門家による事業者の支援が共同体的に行われることが込められています。事業者がこのプラットフォームに登録することで、顧問契約を結んでいる専門家を通じて、他の専門家とも結びつくことが可能になります。この仕組みによって、従来のように税理士にのみ依存するのではなく、多様な視点から経営課題を解決できるのです。

費用構造の透明性

『a-Tax顧問’s』では、専門家が顧問業務の支援に必要なシステム利用料を徴収しますが、紹介手数料は発生しません。これにより、企業は正価で専門家のサービスを利用できるだけでなく、業法で紹介手数料支払いが禁じられている士業も、法律に適合した形でマッチングが可能になります。この透明性は、直接的な信頼を企業にもたらします。

新機能の提供

また、このサービスには『代理登録』や『代理依頼』といった新機能があります。これにより、登録された専門家が事業者に代わって依頼を行うことができ、事業者は手間をかけずに専門的な支援を受けられます。例えば、労務の問題がある場合、顧問税理士が直接社会保険労務士に依頼を行うことが可能です。これによって、専門家同士の連携が強化され、より質の高いサービス提供につながります。