千葉県とエン・ジャパンが共同で副業ポジションを募集
千葉県の新たな取り組みとして、エン・ジャパン株式会社とコラボレーションし、2025年2月27日より新設の副業ポジションが募集されます。これにより、地域振興や災害防止などの課題を解決するリモートワーク可能な仕事が提案されます。具体的には、『県民活動推進コーディネーター』と『林地災害防止アドバイザー』の二つの職種が用意されています。
千葉県の新たな挑戦
千葉県は、成田空港の機能強化や広域道路ネットワークの整備など、地域振興と経済の活性化に向けたさまざまな取り組みを進めています。この流れの中で、副業人材の登用がカギとなります。2022年から開始された副業人材の募集は、既に20名近くが様々な分野で採用され、持続可能な開発へとつなげてきました。
民間人材の知見を活用
行政が抱える複雑で多様な課題を効率的に解決するためには、民間の持つ優れた知見やスキルを活かすことが不可欠です。これを実現するために、エン・ジャパンと共同で新たに副業ポジションを設け、県民活動の推進や災害防止に向けた新しい視点を取り入れます。
副業ポジションの詳細
1.
県民活動推進コーディネーター
このポジションでは、千葉県の県民活動推進計画の改定に関する助言や、情報発信に関する企画・立案を担当します。
2.
林地災害防止アドバイザー
こちらは、森林開発に関する安全を確保するための技術的な助言を行う役割です。開発許可申請に関する審査や事業者指導にも関与します。
働き方と応募について
両職種ともに、「週1〜2日の勤務」と「リモートワーク」が可能で、柔軟な働き方を提供しています。こうした条件によって、より多くの優秀な人材からの応募を期待しています。
官民協力の強化
千葉県総務部の牧野好二課長は、「行政の力だけでは解決できない問題が多く存在する。民間の知見を活用することで、一層のスピード感を持って取り組んでいきたい」と意気込みを語ります。すでに他の業務で副業人材を活用しており、その結果、組織の活性化や職員のスキル向上にもつながっています。
応募方法とスケジュール
応募は『エン転職』『エンゲージ』『AMBI』『ミドルの転職』を通じて受け付けます。受付期間は、2025年2月27日から3月26日までとなっています。詳細な情報は、特設ページ(
こちら)を訪れて確認できます。
社会課題解決への挑戦
このプロジェクトは『ソーシャルインパクト採用プロジェクト』の一環であり、社会的インパクトが大きい人材採用を目的としている。エン・ジャパンはこの取り組みに全力で支援を行なっています。優れたスキルを持つ方々が、より良い社会作りに役立てる機会を創出していくのです。
まとめ
千葉県とエン・ジャパンの取り組みにより、生まれた副業ポジションは、地域振興や災害防止といった課題解決に向けて貴重な役割を果たすことが期待されます。興味のある方は、是非応募してみてはいかがでしょうか。