軽量遮音材の革新
2025-11-17 12:32:45

ピクシーダストテクノロジーズが発表した軽量通気遮音材の革新技術とは

ピクシーダストテクノロジーズ、革新的な低周波騒音対策技術を発表



音の世界に新たな風を吹き込む、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(PxDT)が、画期的な通気遮音材「汎用型 iwasemi™」を発表しました。この通気遮音材は、従来の重厚長大な構造から脱却し、軽量でありながら高い遮音性能を持つ技術を持っています。## 低周波騒音の悩みと従来の対策

低周波騒音は、建物全体に振動として広がりやすく、防音壁の大型化や二重壁構造、防振施工など、膨大なコストと施工工数を必要とするものでした。しかし、現代の建築においては、静けさと換気・通気の両立が求められています。この課題に対してPxDTは、新しいアプローチで解決策を見出しました。## iwasemi™ 通気遮音材の技術

「汎用型 iwasemi™ 通気遮音材」は、音響メタマテリアル技術を導入し、125Hzで10dBの低減を実現しつつも、軽量性と通気性を両立させています。この技術により、施工や設計の自由度が増し、コストを抑えつつ快適性を保つことができます。
具体的な特徴は以下の通りです:
1. 125Hz帯での最大10dBの低減。
2. 軽量構造で、既存空間への容易な後付けや改修が可能。
3. 通気を保持しながら高い遮音性を実現。

これにより、従来の「厚く・重く・閉じ込める」手法から、「軽く・通気性を保ちつつ・遮音する」という新しい選択肢が提供されます。## さまざまな用途での期待

iwasemi™は環境性能と快適性を両立させるプロジェクトに適しており、健康建築やウェルビーイングオフィスなどのさまざまな用途での活用が期待されます。特に、通気性や軽量性を兼ね備えたことで、新たな建築のスタイルを提案し、意匠性を損なわない遮音材としての可能性を示唆しています。また、用途に応じた最適な音響設計が可能となることで、コストバランスと性能の最適化が図れます。

展示会での初公開



この革新的な通気遮音材は、2025年11月19日から21日に東京ビッグサイトで開催される「JAPAN HOME & BUILDING SHOW 2025」で初めてお披露目される予定です。PxDTブースでは、iwasemi™技術に基づいた音響制御コンセプトの紹介や、建築への適用イメージが説明されることが期待されています。## 今後の展望

PxDTは、今回発表した「汎用型 iwasemi™ 通気遮音材」を出発点として、「吸音」から「遮音」までをシームレスに設計できる音響ソリューションを拡充していく方針です。さらに、音環境改善の推進に向けたコラボレーションや社会的な啓発活動にも取り組む予定であり、将来的には新しい働きかけが私たちの生活に様々な恩恵をもたらすことでしょう。

結論



ピクシーダストテクノロジーズの新技術「iwasemi™ 通気遮音材」は、従来の騒音対策の常識を覆し、現代の建築ニーズに応える革新的なソリューションです。音環境の改善は、私たちの生活の質を大きく向上させる可能性を秘めています。PxDTの今後の動向にぜひ注目しましょう。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
住所
東京都中央区八重洲二丁目2番1号東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー8階
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。