ミャンマー地震の影響で救援活動を展開するジャパンハートの取り組み

ミャンマー地震の救援活動

2023年3月28日、ミャンマー中部で発生したマグニチュード7.7の大地震は、多くの人々の生命と健康に深刻な影響を及ぼしました。この災害を受け、国際医療NGOである特定非営利活動法人ジャパンハートが迅速に行動を起こしました。彼らはワッチェ慈善病院を拠点として、屋外診療や医療物資の支援を応急的に行うことを決定しました。

地震によって同病院の一部が崩壊し、創設者であり小児外科医の吉岡秀人医師は、手術中の患者を自ら人工呼吸器を使って緊急搬送せざるを得ない状況に陥りました。以降、彼は地震後迅速に緊急調査チームを派遣し、影響を受けた地域の状況を確認しました。

医療支援の中心

3月31日には、屋外診療が始まり、診療を受ける患者には外傷者が含まれていることが確認されました。また、都心のネピドーにある基幹病院からの要請を受けて、医療物資や水、食料なども届けられました。これにより、地震による被害を受けた人々に直接支援する取り組みがスタートしています。

ジャパンハートは、医療が届かない地域に医療を届けるというミッションを掲げており、今回の支援活動でもその姿勢が色濃く表れています。

今後の展望

救援活動は広がりを見せており、今後は被害の大きいエリアでの巡回診療も視野に入れ、さらなる医療チームの派遣を計画しています。ジムにおける医療提供や、被災した人々への精神的なサポートも含め、ジャパンハートの活動は多岐にわたる予定です。

募金のお願い

災害支援に向けて、ジャパンハートでは「ミャンマー地震緊急支援」として募金を受け付けています。この募金は、今後の支援活動に利用される重要な資金源となります。

詳細情報はこちらからご覧いただけます。私たち一人ひとりができる支援が、困難な状況にある人々を助ける一助となります。

ジャパンハートについて

ジャパンハートは2004年に設立された日本発祥の国際医療NGOで、アジアの開発途上国において子どもたちへの無償治療を行ってきました。これまでに数多くの医療活動を展開し、累計で35万件を超える治療を提供しています。また、過去には国際連合からの表彰も受けるなど、その活動は広く評価されています。

私たちの助けを必要としている人々に手を差し伸べるために、ぜひご協力をお願いいたします。