新農法とアクプランタ
2024-12-26 08:22:18

ウガンダとブラジルで新農法調査を行うアクプランタ株式会社の挑戦

アクプランタ株式会社と新たな農業技術



アクプランタ株式会社は、東京都文京区に本社を置くアグリバイオスタートアップであり、近年ますます深刻化する気候変動問題に積極的に取り組んでいます。特に、ウガンダ共和国やブラジル連邦共和国における農業の現場で直面している干ばつや熱波への対策を目指した「スキーポン」という農業資材の研究と実証実験に注力しています。

経済産業省の補助金採択



この度、アクプランタが提出した「ウガンダ共和国・ブラジル連邦共和国における新型農法調査事業」が、経済産業省の「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」に採択されました。この補助金は、日本企業が海外市場において経済連携を強化するための支援策であり、アクプランタにとって大きな弾みとなります。

異常気象に立ち向かう農業



ウガンダおよびブラジルでは異常気象が続いており、それに伴い農業が大きな影響を受けています。アクプランタは、「スキーポン」という農業資材を利用して、これらの地域の植物の乾燥耐性や高温耐性を向上させる技術の導入を提案しています。これは、アクプランタが開発を手掛けた技術であり、酢酸の特性を活用しています。

現地での活動状況



ウガンダでは2024年5月に「スキーポン」の製品登録を申請予定で、既に国家農業研究機構(NARO)の傘下試験圃場での実証実験も始まっています。現地農業組合や農家を訪問いろいろな意見を聞き、地域の農業課題を把握するなど、実施内容の充実を図っています。この調査を通じて、ウガンダやブラジルの農業における持続可能な解決策の確立に貢献できることを目指しています。

農業技術の未来



この補助金を活用することで、現地での調査や実証実験が加速し、スキーポン技術の有効性の検証が進むことでしょう。そして、アクプランタは日本発の新農法技術をより多くの地域に浸透させることを志向しています。いくつもの国で実証実験を展開し、具体的な結果を出すことで、新たな農業市場の開拓を目指しています。

アクプランタの進化



2018年に設立された当社は、植物の乾燥耐性を高めるための技術を開発し、その可能性を追求しています。「スキーポン」は、植物を守るための重要な役割を果たしており、その効果は国内外で認知されています。今後も、アクプランタは技術の革新を続け、農業界に新たな価値を提供することを目指していきます。

詳しい情報は、アクプランタ株式会社の公式ウェブサイトをご覧ください。


画像1

画像2

会社情報

会社名
アクプランタ株式会社
住所
2-16-9ちどりビル3F
電話番号
03-4405-1625

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。