渋谷サクラステージ、最新ビジネス学び舎として注目のゼミを開催

渋谷サクラステージが注目の学びの場に

最近、渋谷にある大型複合施設「渋谷サクラステージ」が、革新的な学びのプラットフォームとして名を馳せつつあります。東急不動産と情報経営イノベーション専門職大学（iU）の共同プロジェクトにより、「渋谷サクラステージゼミ」が開講されました。このゼミは、最新のビジネスやICTに関するトピックを学ぶための公開セミナーで、毎月開催されています。

コンセプトと開催の目的

「渋谷サクラステージを、イノベーションが起きる最先端の学び舎に」というコンセプトのもと、特にビジネスエアポート会員や渋谷サクラステージで働く人々との交流や知見の共有を目的としています。5月18日に行われた第一回目のゼミでは、著書『失敗しないDX』の共著者であり、経営専門家の阿保晴彦氏が講師となり、DX（デジタルトランスフォーメーション）の成功事例や2030年に向けた組織変革について講義を行いました。

敷居の低い学びの場

このゼミはYouTubeでも配信され、誰でも視聴できることから、幅広い層にアプローチすることが可能です。質の高い講義を無料で受けられる機会は、参加者にとって大きなメリットと言えるでしょう。また、開催後にはネットワーキングも行い、参加者同士のビジネスマッチングの機会も提供されます。

初回ゼミのトピック

1. DX推進の成功要因：阿保氏は、DXを成功に導くために必要な5つの視点を紹介しました。経営層のコミットメント、現場主体の運用設計、継続的なデータ活用、全体最適の指標設定、人材育成と社内文化醸成が重要です。
2. 2030年問題の備え：労働人口の減少やAIの影響を考慮した企業戦略の重要性も強調され、長期的な視点での組織改革が求められています。
3. KOBUY経済圏とサプライヤーネットワーク：新たなビジネスモデル創出がDX推進には欠かせない要素で、企業間連携が重要であることが議論されました。

次回のゼミについて

次回のゼミは、4月17日に開催予定で、iU組織研究機構の松井勇策氏が講師を務めます。テーマは「トランプ政権下のDEI論調の変化とAIロボット時代の人的資本経営」です。一般や学生への参加申し込みは、専用のフォームから受け付けており、多くの方の参加が期待されます。

未来への展望

今後も東急不動産とiUは、産業界と教育界が一体となり次世代のDX人材育成に注力していく考えです。定期的に開催されるセミナーシリーズやワークショップを通じて、地域や社会の課題解決とイノベーションの創出を目指しています。

さらに、東急不動産はスタートアップ支援にも力を入れ、渋谷サクラステージ内には新たな拠点が設立される予定です。多様な人々が集まり、ビジネス交流や支援が行われることで、地域全体が活性化することが期待されています。

一歩先行くビジネスの学びを体験したい方は、ぜひ「渋谷サクラステージゼミ」に参加してみてはいかがでしょうか。きっと新たな発見と出会いが待っていることでしょう。