食品ロス削減を目指す「もぐもぐチャレンジ」が全国291店舗に拡大！

「もぐもぐチャレンジ」が全国へ拡大

2019年に始まったスーパーマーケット向けの食品ロス削減プログラム「もぐもぐチャレンジ」が、2022年12月までに全国291店舗へと広がりました。この取り組みは、食品ロスの削減に貢献しながら、地域社会への還元や企業価値の向上も狙いとしています。

プログラムの目的

食品ロスは、日本国内のみならず世界的な問題です。毎年約522万トンもの食品が廃棄されており、これらはまだ食べられるものであるにも関わらず捨てられています。一方で、貧困や自然災害の影響を受け、食事が満足にとれない人々もたくさんいます。この二つの問題を同時に解決するために、「もぐもぐチャレンジ」は、スーパーマーケットでの楽しい活動を通じて食品ロス削減に関心を持ってもらうことを目指しています。

屋台骨となる「もぐもぐシール」

「もぐもぐチャレンジ」の中心的な活動として、店舗での「もぐもぐシール」集めがあります。賞味期限や消費期限が近づいた商品にシールが貼られ、そのシールを集めることで、抽選に参加したり、地域の子ども食堂に寄付することができます。このシール集めは楽しみながら食品ロス削減に貢献できる仕組みであり、親子での参加も多く見られます。

展示会での発表

「もぐもぐチャレンジ」は、2023年2月15日から17日に開催される「第57回スーパーマーケット・トレードショー2023」において、市場への注目度向上を図ります。展示ブースでは、全国展開に向けた仕組みや実施状況を詳しく紹介する予定です。

入場は事前登録制で、スーパーマーケットに関心のある方々の来場が期待されています。「食品ロスをどうにかしたい」と考える事業者の皆様は、ぜひブースに訪れて、具体的なプランを見学してみることをお勧めします。

地域社会への貢献

「もぐもぐチャレンジ」では、参加者に楽しんでもらうだけでなく、寄付活動を通じて地域への還元も行っています。参加者が集めたシールによって得られた寄付金は、地域のこども食堂などに寄付され、実際の社会貢献を実現しています。また、オリジナルキャラクター「もぐにぃ」が登場する食育コンテンツの開発も進められており、子どもたちの食に対する理解と関心を育むことを狙っています。

まとめ

「もぐもぐチャレンジ」は、食品ロス削減の意識を高めるだけでなく、地域社会とのつながりを深めるための魅力的なプログラムです。今後もこの取り組みがさまざまな形で広がり、多くの人々に支持されることが期待されています。具体的な取り組みやプランに興味がある方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください。

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