サッカー療育「かえでFC」
2025-08-08 11:47:54

京都・木津に誕生!サッカー療育を通じた放課後等デイサービス「かえでFC」

京都・木津に誕生した「かえでFC」



2025年8月1日、京都府木津川市に新たにオープンした放課後等デイサービス「かえでFC」。この施設は、地域で初めて「サッカー療育」を取り入れた独自の支援を行う場として、多くの注目を集めています。運営するのはアイニコグループ株式会社で、奈良・京都南部で住宅事業や不動産事業を展開する企業です。

サッカー療育の背景と目的



従来のデイサービスでは、特に障がいを持つお子さんたちが通うことに対してネガティブな印象を持ちがちでした。「通っていることを友達に知られたくない」と感じる子も多く、こうした点が利用をためらわせる要因となっていました。そこで、同社では「通いたい」と思えるような楽しい環境づくりを目指し、サッカーを通じた療育プログラムを導入しました。

この取り組みの背後には、「笑顔を創造し続ける」という企業理念があります。この理念を基に、子どもたちが持つ可能性を最大限に引き出し、自己肯定感や社会性を育む支援を行っていきます。

なぜ“サッカー”なのか?



「我が子にサッカーはできるかな?」と心配する保護者の方もあるかもしれませんが、安心してください。「かえでFC」で行うサッカー療育は、単なる技術習得を目的としたものではありません。サッカーの楽しさや体を動かすことを通じて、子どもたちの発達を穏やかに支援するプログラムです。

この療育は、日本発達支援サッカー協会から認定を受けた専門スタッフが指導しています。各子どもの個性や発達段階に応じたサポートを行うため、高度な専門性が求められるプログラムとなります。

「叱らず、否定せず、見守る」という姿勢を重視し、子どもたちの小さな成功体験を大切にします。目指すのは自分で考え、行動する力の育成です。サッカーを通じて感覚運動を促し、コミュニケーション能力や集団ルールへの理解を自然に高めていきます。

サッカー療育で期待される成長



サッカー療育では、多くの発達的効果が期待されます。例えば、以下のような面での成長が見込まれます。

  • - 協調性の向上: チームでの活動を通じて、役割意識や他者との関わりを学びます。
  • - 心身の解放感: 大きな空間で身体を動かすことで、リフレッシュ効果や情緒の安定が得られます。
  • - 自己管理能力の獲得: 用具の準備や片付けを通じて自律力を育てることができます。
  • - 成功体験の蓄積: 小さな「できた」を積み重ねることで自己肯定感や挑戦意欲が高まります。
  • - 新しい人間関係の形成: 学校以外の友人ができることで、安心できる関係が広がります。

かえでFCのサービスの特徴



地域初の「サッカー×療育」



「かえでFC」では、心・体・社会性を育む新しい療育の形を提供。楽しみながら取り組めるプログラムを用意しています。これにより、子どもたちが自然に成長できる環境を整えています。

多様な療育支援



「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」という5つの領域に基づいた支援を行い、個々の特性に応じたサポートがなされます。

スマートな業務支援



生成AIを活用し、日々の支援記録や計画書作成を効率化。これにより、スタッフの負担を軽減し、サービスの質を向上させています。

施設概要



「かえでFC」は、平日10時から19時まで、休暇時は9時から18時まで開所しています。定員は最大10名、毎週日曜は定休日となっています。

まとめ



アイニコグループの新たな取り組みである「かえでFC」。子どもたちが安全かつ安心して過ごせる場所を提供し、未来への成長をサポートします。サッカー療育を通じて、子どもたちの変化を見逃さず、共に成長していくことがこの施設の目的です。この取り組みが、地域での新しい福祉のモデルとなることを期待しています。


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会社情報

会社名
アイニコグループ株式会社
住所
奈良県奈良市朱雀3丁目1-7
電話番号
0742-71-9990

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