タンザニアから来たマサイ族の少年が日本で教育の重要性を伝える
2023年6月24日から29日までの期間に、タンザニアのマサイ族少年が日本に来日し、教育の大切さを考える出前授業が開催されます。このイベントは、世界中のこどもたちに教育を届けることを目的とした「世界一大きな授業2018」の一環として企画されています。
世界の教育格差を考える
現在、世界には約6,100万人の子供たちが小学校に通えていません。また、読み書きができない成人は驚くべき数の約7億5,000万人にも達しています。このような状況の背後には、戦争や貧困、教育の機会が奪われているといったさまざまな課題が存在します。日本政府もこの問題に対処するため、国際的な場で教育支援を表明しています。
高校生が中心となる出前授業
6月24日(日)に渋谷のクロスタワー27階にて「誰でも参加できる世界一大きな授業-You(th) Can Change The World-」が開催されます。この授業は日本の高校生たちが中心となり、マサイ族の少年と共に教育に関するテーマで活動します。授業ではワークショップを通じて教育の重要性について学び、ゲストスピーカーであるマサイ族少年と直接交流し、ディスカッションを行います。
イベントの詳細
- - 日時: 2018年6月24日(日) 13:00-17:00(開場 12:30)
- - 場所: EF東京 渋谷クロスタワー27階
- - 費用: 無料
- - 対象: 一般市民
- - プログラム:
- 第1部: 世界一大きな授業の体験
- 第2部: タンザニアのゲストスピーカーとの交流テ
マサイ族少年のプロフィール
出前授業には、タンザニア出身の16歳の少年レボイ・レイザーが参加します。彼は貧困地域の小さな村で育ちましたが、奨学金の支援を受け、質の高い教育を受けられるようになりました。彼は現在、タンザニアの名門高校で学び、将来は土木技師として東アフリカの発展に貢献したいと考えています。好きな活動にはバスケットボールや映画鑑賞があります。
日本の学校訪問
また、レボイは日本滞在中に東京都内の複数の学校を訪問し、学生たちに激励のメッセージを送ります。訪問予定の学校では、彼の経験や学びを通じて教育の重要性についての話をします。この交流を通じて、日本の学生たちもまた、国際的な視点や教育についての意識を高める良い機会となるでしょう。
結び
出前授業と学校訪問を通じて、マサイ族の少年が日本で教育の重要性を広める貴重な機会となります。すべての子どもたちに教育を受ける権利があることを再認識し、未来の世代に向けたアクションを考えるきっかけになることが期待されています。