信州大学発スタートアップの新商品、乾燥納豆の魅力
長野県の信州大学から派生した新たなスタートアップ、株式会社HAKKOU JAPANが、2025年8月5日の「発酵の日」に新商品「イソフラボンたっぷりの乾燥納豆」を販売することを発表しました。この商品は、納豆に含まれる発酵の力を最大限に活かしつつ、従来の納豆特有の匂いや粘りを抑えた、食べやすい工夫が施されています。
商品開発の背景
納豆は発酵食品の中でも特に栄養価が高いことで知られていますが、その強い匂いや粘りに抵抗を感じる人も多いのが現実です。株式会社HAKKOU JAPANの代表、岡本駿平氏は、これらの障害を克服し、納豆の良さを多くの人に届けることを目指しました。その結果生まれたのが、低温乾燥法を採用した「イソフラボンたっぷりの乾燥納豆」です。
この新商品は、長野県産の小粒大豆「スズロマン」と国産の天日塩を使用し、余計な添加物は一切排除しています。開発過程では、ナットウキナーゼ活性を約140%、イソフラボンを300%以上、ビタミンK₁を250%以上も増加させることに成功しました。このように、発酵のパワーを引き出したシンプルな納豆が完成しました。
発酵の日に合わせた特別な商品
8月5日は「はっ(8)こ(5)う」という語呂合わせから発酵の日とされており、この日を商品販売日とすることで、もっと多くの人に発酵食品の魅力を知っていただきたいと考えています。手軽に、かつ美味しく楽しめる発酵食品として、「イソフラボンたっぷりの乾燥納豆」は幅広い層の方に受け入れられることでしょう。
納豆の新しい形
この乾燥納豆は、そのまま食べるだけでなく、料理のトッピングとしての使用も想定されています。そのため、納豆に苦手意識を持つ方でも挑戦しやすい商品となっています。香りが控えめで、モチっとした食感が楽しめるため、サラダやスープ、様々な料理に組み合わせて楽しむことができます。
また、AmazonやTikTok SHOPでの販売が予定されており、オンラインで手軽に購入できるよう配慮されています。
HAKKOU JAPANのビジョン
株式会社HAKKOU JAPANは、信州大学の研究をもとに「健康で美味しい発酵食品」を提供し、日本の発酵文化の認知度を向上させることを目指しています。利益は発酵研究に再投資することで、新たな発酵食品の価値を見出す取り組みも行っています。
この新しい納豆が、どのように人々の食生活を豊かにしていくか、非常に楽しみです。ぜひ、多くの方に実際に手に取っていただき、その魅力を体験してもらいたいと思います。