アスクル、スマートフォン対応版「ソロエルアリーナ」を発表
アスクル株式会社が中堅・大企業向けの一括電子購入サービス「ソロエルアリーナ」にスマートフォン対応版を新たにリリースしました。このリリースは、特に医療や介護、飲食、小売、サービス業界での利用を促進するためのものです。
スマートフォン対応の必要性
近年、多くの業界でスマートフォンの使用が増えており、働く人たちは日々の業務でスマホを活用することが多くなっています。アスクルが実施した調査でも、特に対人サービス業種の顧客が職場でスマホを使って注文をする機会が多いことが明らかになりました。しかしながら、従来の「ソロエルアリーナ」はスマートフォンに対応しておらず、PC版の表示では使い勝手に制約がありました。
この状況を踏まえ、アスクルは顧客により良い購買体験を提供するために、スマートフォンからも快適に利用できる「ソロエルアリーナ」サイトの準備に取り組んできました。
開発のプロセス
このプロジェクトは、アスクルの社内エンジニアが中心となって推進されました。また、同社はデジタル人材の育成に力を入れており、今回のリリースもその一環として実施されたものです。社内エンジニア主導のチームがプロジェクトを運営し、結果的には当初の予定よりも3か月も早くリリースを実現しました。この成功は、エンジニアの内製化による生産性向上の成果とも言えるでしょう。
今後の展望
アスクルは今後も顧客の新たなニーズや働き方の変化に応えるため、商品やサービスの充実を図っていく意向です。すべての仕事場に「うれしい」を届けるために、さらなる進化を続けると言います。また、2025年5月期中には新アスクルWebサイトへ「ソロエルアリーナ」顧客の移行が完了予定です。将来的には、ASKULサイトのお客様の移行も始まり、新しい統合プラットフォームを提供することになるでしょう。
このたびのスマートフォン対応リリースは、ユーザーにとって利便性の向上だけでなく、アスクルの企業体としての取り組みや成長を示す重要な一歩です。アスクルはこのリリースを通じて、さらにサービスの仕様を改善し続けていくことでしょう。今後の展開にも目が離せません。