ナイルが新たなステージへ——動画編集スクール「STEP UP」を傘下に
ナイル株式会社(本社:東京都品川区、証券コード:5618)は、2026年8月1日から動画編集スクール「STEP UP」を展開する株式会社NEW PHASEを子会社化することを発表しました。この決定は、ナイルのM&A戦略の一環として行われ、両社が持つ強みを結集した新たな人材エコシステムの構築を目指します。
NEW PHASEについて
NEW PHASEは、2024年に設立された新しい企業で、個人向けのオンライン動画編集スクール「STEP UP」を主力事業としています。彼らのビジネスモデルは、SNSを活用した受講生の獲得や、手厚いメンターサポート、独自のカリキュラムによって即戦力となる動画編集スキルを提供しています。設立から僅か2年で、着実に利益を拡大している注目の企業です。
ナイルは今回、NEW PHASEの発行済株式の80%を取得することにより、グループの一員としての位置付けを確立しました。さらに、2029年までの業績に応じて残りの20%の株式も取得する意向を示しています。
M&A戦略の背景
ナイルは、これまで多くの企業に対してデジタルトランスフォーメーション(DX)やマーケティング支援を行ってきました。このノウハウを生かし、2026年7月からは実務特化型のAIスクール「With AI アカデミー」を開講しています。今回の子会社化は、両社の強みを融合させ、高品質な教育体験を提供するとともに、中長期的な収益基盤を構築する狙いがあります。具体的には以下の3つのポイントが挙げられます。
集客チャネルの多様化
ナイルのSEOやコンテンツマーケティングの技術と、NEW PHASEのSNSを活用した集客力を組み合わせ、受講生獲得の効率を一段と高めることを目指します。
提供するスキルの質向上
AI・DXに特化した「With AI アカデミー」と動画編集を実務レベルで教える「STEP UP」のカリキュラムを連携させることで、受講生にとってより実践的なスキルが身につく環境を整えます。
教育から活用まで一貫したサポート
ナイルグループの企業向けフリーランス人材サービス「Nyle X Partners」を通じて、卒業生が実務で活躍できる場を提供します。教育を受けただけでなく、実際にプロジェクトに参画する機会を得ることによって、収益化への道を開きます。
他のM&Aの募集について
ナイルは「幸せを、後世に。」というミッションを掲げ、産業DXを実現すべく事業展開を行っています。現在、オンラインとオフラインを融合させた自動車流通DXや顧客企業のDX推進支援に関わるM&A案件を積極的に探しています。特に、自動車関連事業においては、黒字案件を優先的に検討しており、投資規模や対象地域、事業状態などしっかりとした基準のもとで追加案件を募集中です。
経営者やオーナーへのメッセージ
ナイルは、経営者やオーナーが抱える後継者問題や事業の将来について共に考え、長年培ったブランドや信頼を尊重しながら新たな成長を遂げていく最良のパートナーを目指しています。従業員の雇用維持や企業文化の尊重についても重視しており、先代のビジョンを受け継ぎながら次の時代へと繋げるための支援を提供します。
まとめ
ナイルの子会社化によって、新たな動画編集スキルの習得やAI教育テーマが進化し、さらなるビジネス展開が期待されます。両社の連携を通じて、今後どのような人材エコシステムが形成されていくのか、その動向に注目です。