高齢者の創造力を引き出す「ベネッセスタイルケアの美術展」
概要
2025年8月6日から8月11日まで、
アートフォーラムあざみ野(横浜市青葉区)で開催される「
ベネッセスタイルケアの紡ぐ美術展」。この美術展は、ベネッセスタイルケアが運営する高齢者向けホームに住む方々のアート作品を展示する場として、これまでにない交流や創造性の醸成を目指しています。
背景
2023年度に初めて開催されたこの美術展は、参加者が自身の思いを新たな形で表現し、他者との交流を通じて豊かな体験を得られる場として好評を博しました。昨年のうちに540名以上の来場者を集めた実績を受け、2025年度もさらなる発展を目指しています。
2025年度の特徴
今年度の大きな特徴として、来場者と共に作り上げる「
参加型アート」の展示が計画されていることが挙げられます。これは、参加者が直接手を加えたり、アイデアを出したりしながら共創するアート作品となります。また、ベネッセアートサイト直島との協力により、
対話型鑑賞も行われ、自分自身の表現を深めるきっかけにすることが狙われています。
展示内容と活動
展示作品
- - 個人作品:入居者様が自身の思いや経験を反映させた約100点のアート作品を展示します。これには新しく制作された作品だけでなく、入居前に制作した作品も含まれ、アートを通じて歩んできた人生の物語もひとつのテーマになります。
- - 合同作品:30のホームが連携し、共同で制作された作品も展示されます。各ホームが取り組んだ作品には、季節感あふれる「花火」や「ひまわり」などのテーマがあり、見た人々に活力を与えます。
対話型鑑賞
「
BASN対話型鑑賞」では、参加者が作品を観察しながら思いや感情を言葉にする体験が提供されます。この方法は、お互いの理解を深めるあり方として、大変な好評を得ています。参加者同士やファシリテーターとの対話を通じて、アートに新たな解釈が加わり、より深い体験へと繋がります。
会社の理念と社会貢献
ベネッセグループは、創立以来「Benesse(=よく生きる)」という理念を掲げ、30年以上にわたって介護・保育事業への取り組みを行なってきました。少子高齢化や介護人材不足という厳しい課題に対し、地域や人々の生活をより充実させるために様々なアプローチを試みています。
お誘い
ぜひ、2025年の「ベネッセスタイルケアの紡ぐ美術展」に足を運び、若い世代との交流、アートを通じた新しい感動を体験してください。心温まる作品や対話型鑑賞を通じて、ご入居者様の個性やクリエイティブな力を共に発見し、日常に特別なひとときを彩りましょう。