大阪・関西万博を機に進化した駅空間の魅力
JR西日本グループは、大阪駅をイノベーションの実験場「JR WEST LABO」と位置づけ、様々なパートナーとの共創で新たな価値を創造してきました。これを受けて、2025年の大阪・関西万博に合わせて、駅の空間活用が一新されます。
LINQ VISIONの導入
今回、大阪駅、京都駅、広島駅に設置される球体LEDビジョン“LINQ VISION”は、平面のディスプレイでは体験できない立体的な映像や没入感を提供します。このビジョンは4月29日(火・祝)より点灯し、さまざまなコンテンツが展開される予定です。
LINQ VISIONのコンテンツ
1.
TIME SIGNAL UNIVERSE
地球や太陽、惑星たちが時を刻む様子を表現し、神秘的な空間を創出します。
2.
NEW JAPONISM
海外で人気の高い浮世絵をアレンジし、「動く浮世絵」として球体で楽しめる新体験を提供します。
3.
LinQuarium
2024年にリニューアルした神戸須磨シーワールドとのコラボレーションで、360度カメラで撮影した海の生物たちの迫力ある映像をお届けします。
4.
ODEKAKE ICOCA
ICOCAキャラクター「イコちゃん」が大阪、京都、広島を訪れ、楽しい旅を紹介。
5.
LINQ ENTERTAINMENTS
様々なアーティストの新作MVや月替わりのコンテンツを提供します。
コンテンツの誕生から新たな体験へ
LINQ VISIONでは、オリジナルキャラクター「Q」が登場。訪れた方との双方向のコミュニケーションを楽しむ機能を搭載しており、周囲の動きに反応する楽しさが加わります。これにより、ただ見るだけでなく、参加型の体験を提供します。
万博関連イベントの発表
また、大阪駅および弁天町駅では「万博サテライト会場」を設け、様々なイベントを通じて万博の魅力の発信も行います。
オープニングイベント
1.
EXPO OSAKA STATION オープニングイベント
- 日時: 2025年4月29日(火・祝)13:00~14:30
- 大阪触れ合いの場となるステージで、万博公式キャラクターの登場や謎解きイベントが実施される予定です。
2.
UmekitA! Live Event
- 日時: 2025年5月3日(土・祝)14:00~15:00
- 夕陽丘高等学校の音楽イベントが時空の広場で行われます。
3.
つながるアート ワークショップ
- 日時: 2025年5月4日(日・祝)11:00~16:00
- アートをテーマにしたワークショップが開催されます。
地域の賑わい創出
大阪・関西万博のアクセス拠点ともなる弁天町駅では、期間限定の体験型スペースで「駅スポべんてんフェス」が開催され、ライブペイントやワークショップ、世界各地のフードが集まるグルメストリートが展開されます。
まとめ
このように、大阪・関西万博に向けた駅空間の進化は、ただの通り過ぎる場所から人々が集い、体験し、繋がる新たな空間へと変貌を遂げています。新技術を駆使した魅力的なコンテンツを通じて、訪れる人々に新たな体験を届けるための挑戦は今後も続きます。ぜひ、この革新された空間を体感し、万博の魅力を感じてみてください。