高槻市消防団訓練施設
2024-09-20 21:30:13

高槻市に府内最大規模の消防団訓練施設が誕生!地域防災力を強化

高槻市に府内最大規模の消防団訓練施設が完成



高槻市に新たに設置された消防団訓練施設が、地域の防災力強化のための重要な拠点として注目されています。この新設された施設は、大阪府内で最大規模を誇り、消防団員たちがさまざまな災害に備えた高度な訓練を実施できる環境が整っています。

消防団員の役割とは


高槻市の消防団は、現在約667人の団員が所属しており、火災発生時の消火活動だけでなく、地震や風水害といった大規模災害における救助活動や避難誘導、警戒巡視など多岐にわたる役割を担っています。しかし、これまで消防団には専用の高機能な訓練施設が不足しており、その声に応える形で新設の計画が立案されました。

新設計画の背景


旧消防署富田分署の老朽化が進み、57年を迎える時期に新しい本部の必要性が叫ばれていました。これを契機に、消防団員たちが研修や訓練を行える専用の拠点施設を建設することが決定されたのです。この施設は約3年にわたる整備の末、ついに完成を見ました。

施設の概要


新たに構築された消防団拠点施設は、鉄筋コンクリート造の地上3階建てで、敷地面積は約5501平方メートル、延床面積は約1764平方メートルにも及びます。施設内部には、様々な研修室や情報収集設備が整備されており、団員たちが実践的な訓練を行うための設備が一通り揃っています。

屋外にはポンプ操法訓練、放水訓練、水防訓練、規律訓練など、さまざまな訓練が可能な訓練スペースが設けられています。これらの訓練スペースの規模は、大阪府内でトップクラスとされており、消防団員たちにとって最適な環境となるでしょう。

災害時の機能


さらに、施設の屋上には非常用発電設備や受水槽が設置されており、非常時の機能性も兼ね備えています。地下には265立方メートルの雨水貯留施設や、耐震性の40立方メートルの貯水槽も設置されており、万が一の際に堅牢な対応ができるよう工夫がされています。これにより、大規模災害時には受援施設として応援部隊の集結場所としても機能することが期待されています。

地域防災力の強化


この新しい消防団訓練施設の運用開始によって、高槻市の消防団は一層強化された地域防災力を発揮することができるでしょう。消防団員がしっかりとした訓練を受け、地域の安全を守るための環境が整うことで、市民の安心感も高まること間違いありません。今後の活動に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
高槻市
住所
大阪府高槻市桃園町2番1号
電話番号
072-674-7111

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