バックログの新機能
2025-12-01 10:43:06

バックログ、効率的な文書管理を実現する新機能を正式リリース

バックログが文書管理機能を正式リリース



株式会社ヌーラボは、プロジェクトおよびタスク管理ツール「Backlog」に新たに「ドキュメント機能」を追加しました。この機能は、2025年12月1日から正式に提供が開始され、ユーザーが文書を作成し、共有する際の利便性を大幅に向上させます。

「ドキュメント機能」とは?



この功能は、従来のWikiでの情報管理をさらに進化させるものです。2024年9月からベータ版として提供されてきた「ドキュメント機能」では、同時編集やリッチテキスト形式による文書の作成が可能になっています。これにより、複数のメンバーが同時に議事録や振り返り、仕様書などの文書を一緒に編集でき、柔軟性の高い情報共有が実現しました。プロジェクト内に作成された文書は、Backlogのタスク管理システムと一体化して管理されるため、情報が散在することなく、一元的に扱うことができます。

主な機能として挙げられるのは、リッチテキストによる文書の作成、リアルタイムでの共同編集が可能なこと、履歴管理機能、そしてプロジェクトごとの文書整理と管理機能です。この機能を使用することで、従来のタスク管理の枠を超えた、より効率的なプロジェクト運営が期待できます。

ドキュメント移行機能の導入



ヌーラボはまた、従来のWikiを使用していたユーザーに向けて、情報の移行がスムーズに行える「ドキュメント移行機能」を同時に提供します。ユーザーからのフィードバックを受けて、Wikiからの移行作業の手間を軽減するために、プロジェクト内のWikiページをワンクリックでドキュメントに移行することができる機能を開発しました。これにより、過去の情報をそのまま新しい機能で活用できるようになります。Backlogで使用されるMarkdown記法で作成されたWikiページも自動的にリッチテキスト形式に変換され、ユーザーは簡単に編集を行えるようになります。

今後の展望



この「ドキュメント機能」と「ドキュメント移行機能」は、2025年12月1日から順次提供され、2026年1月中には全ての組織で利用可能になる予定です。また、全組織への展開が完了した際には、外部システムとの連携を可能にするためのAPIも公開される予定です。加えて、現在のWiki機能は将来的にドキュメント機能へ統合する計画があり、その詳細については後日発表される見込みです。

ヌーラボの企業理念



ヌーラボは、異なる職種や部門のメンバーが共通の目標に向かって協働することを支援する「チームワークマネジメント」を推進しています。これにより、組織全体の生産性を向上させることを目指し、PDCAサイクルを円滑に回すための包括的なサービスを提供しています。nuLabのプロジェクト管理ツール「Backlog」は、2025年6月に20周年を迎えることが決定しており、その記念に特設サイトも開設されています。

詳細については、公式ウェブサイトをぜひご覧ください。


まとめ



新たな「ドキュメント機能」と「ドキュメント移行機能」は、ヌーラボが提供するプロジェクト管理ツールBacklogの機能性を一層強化し、ユーザーがより効率よく情報を管理し、活用できる環境を提供します。これにより、今後のプロジェクト運営がさらにスムーズになることが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社ヌーラボ
住所
福岡県福岡市中央区大名1丁目8-6 HCC BLD.
電話番号

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