川端龍子の共鳴展
2023-10-16 11:20:01

川端龍子と現代アートの共鳴を楽しむ企画展を開催!

大田区立龍子記念館での特別なアート展が始まる!



今年、東京都大田区に位置する龍子記念館では、特別企画展「川端龍子プラスワン」が開催されます。この展示では、日本画家の川端龍子と、現代のアーティストである濱田樹里や谷保玲奈の作品が共演し、来館者に新しいアートの楽しみ方を提供します。
スポンサーである精神科医の高橋龍太郎氏は、日本屈指のアートコレクターとして知られ、彼のコレクションは3,000点以上にも及びます。彼は1997年から作品の収集を始め、以来、国内外の展覧会でその魅力を広めてきました。

展示の内容と魅力


本展では、川端龍子の代表作《爆弾散華》(1945年)や《御来迎》(1957年)と、現代のアーティストの作品が一緒に展示され、その相互作用からどのような新たな視点や共鳴が生まれるかを探求します。前期には濱田樹里が出品し、後期には谷保玲奈が登場します。

濱田樹里は、インドネシアで育った経験からインスピレーションを受け、大自然の中に生命の源流を見出した作品を制作しています。本展では、巨大な屏風作品《創世譜~歓喜~》(2023年)や、《碧の地の森から》(2015年)を展示予定です。その作品は、鑑賞者をダイナミックな世界へと誘います。

一方、谷保玲奈の作品は、鮮やかな植物や海洋生物を描いたもので、成長や拡大のメタファーが感じられます。彼女の大作《ウブスナ》(2017年)や《共鳴/蒐荷》(2018/2020)なども展示される予定です。新たに制作された約4メートルの絹本作品も加え、多様な色と形が織りなす世界を体験できます。

開催情報と入館方法


この魅力的な展覧会は、2023年10月21日(土)から2024年1月28日(日)まで行われます。前期は濱田樹里の作品が、後期は谷保玲奈の作品がそれぞれ展示され、双方のアーティストが共通して龍子の作品に新たな彩りを与えます。

開催場所は、大田区立龍子記念館(東京都大田区中央4-2-1)です。開館時間は朝9時から午後4時半までで、入館料金は一般300円、中学生以下150円で、65歳以上や未就学児は無料です。

この特別な展覧会では、アートが持つ多様性とその表現の幅を感じられる絶好の機会です。ぜひこの機会をお見逃しなく!

詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください:龍子記念館公式サイト

会社情報

会社名
公益財団法人大田区文化振興協会
住所
東京都大田区山王2-3-7大森まちづくり推進施設内4F
電話番号

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