AIを活用した河川機械設備維持管理の新たな公募開始
2026年、国土交通省からの受託事業として、株式会社三菱総合研究所は「河川機械設備(排水機場)の維持管理におけるAIモニタリングシステム」の研究開発グループの公募を開始しました。これは、長期的な水害対策と河川の安定的な運用を目指すプロジェクトの一環です。
排水機場の重要性
排水機場は、特に台風や集中豪雨等の自然災害時において、内水被害を防ぐために極めて重要な役割を果たしています。しかし、その一方で、河川機械設備の老朽化が進むことから、限られた人員での効果的な維持管理が求められています。そのため、状態監視データやAI技術を駆使した新たな維持管理手法の確立が急務となっています。
公募の概要と研究開発テーマ
本公募では、排水機場から収集される状態監視データや点検結果、故障履歴などを基にした様々な研究開発グループを募集します。以下のようなテーマが設定されています:
A. 異常検知システムの開発
- - A-1: 異常検知・異常要因分類モデルのためのデータ開発
- - A-2: 異常検知モデルの開発
- - A-3: 異常要因分類モデルの開発
B. 寿命予測システムの開発
- - B-1: リスク診断・寿命予測モデルのためのデータ開発
- - B-2: 現状の健全性・故障リスク診断モデルの開発
- - B-3: 中長期的な残存寿命予測・故障確率予測モデルの開発
参加資格としては、ポンプメーカーとAI開発ベンダーが連携した研究開発グループを対象とし、さらにセンサーメーカーや大学、研究機関が加わることも可能です。また、インフラ施設管理AI協議会の未入会法人は、事前に入会申請が必要です。
事業費と採択件数
本事業の採択者には、提案価額に基づき、1件あたり最大3,000万円(税込)の報酬が支払われる予定です。採択件数は4件程度と見込まれています。
公募期間と選定方法
公募期間は2026年8月18日から9月15日までで、応募は12:00必着です。提出資料に基づいて書面審査およびヒアリングが行われ、総合的に選考が行われます。選定結果は2026年9月下旬から10月上旬に通知される予定です。
詳細情報とお問い合わせ
詳細な募集要項や応募方法については、以下の公募ウェブサイトをご覧ください。
公募ウェブサイト
株式会社三菱総合研究所へのお問い合わせは、原則としてE-mailで行ってください。お問い合わせ受付は平日10:00~17:00です。
この公募は、河川機械設備の維持管理分野における技術革新をサポートする大きなチャンスです。これからの技術発展に期待が高まります。