WalkMeと東京システムハウス、業務提携によるデジタル支援の深化
このたび、デジタルアダプションのリーディングカンパニーであるWalkMe株式会社が、ITサービスに特化した東京システムハウス株式会社と業務提携を結びました。この提携により、両社はシステム導入後の「定着フェーズ」に特化した新たなデジタルトランスフォーメーション(DX)支援サービスを共同で展開することを目指します。
デジタルアダプションプラットフォームの強み
WalkMeの持つデジタルアダプション技術は、グローバルに実証された実績があり、企業の変革や新たなシステム導入後における定着を強力にサポートします。一方、東京システムハウスは、長年にわたり製造、流通、公共など多様な業界における基幹システムの企画、開発、運用支援を手掛けており、業界に対する深い理解と豊富な経験を持っています。
この両社の強みを掛け合わせることにより、企業の業務プロセスを最適化し、定着フェーズにおけるDX推進が加速すると期待されています。
実績と今後の展望
すでに、国内大手製造業を中心にWalkMeのソリューションを活用したユーザーガイドやオンボーディング施策を共同で提供しており、システム利用率の向上や教育コストの削減、運用改善サイクル(PDCA)の内製化など、目に見える成果を上げています。
今後、両社は次の取り組みを進めていく予定です:
- - 認定資格者の育成及びスキル強化支援
- - WalkMe導入およびコンテンツ開発の共同推進
- - 他のSaaS、ERP(SAP、Salesforce、ServiceNowなど)との連携強化
- - クライアント企業のDX成果最大化に向けた共同ソリューション展開
この提携を通じて、WalkMeは日本市場でのパートナーシップをさらに強化し、企業のデジタルトランスフォーメーションを「導入」から「定着」へと導く支援を拡充してまいります。
東京システムハウスの企業概要
東京システムハウスは1976年に設立された独立系IT企業であり、ビジネス戦略に即したシステムの企画、開発、運用保守、マイグレーションサービスなど、幅広いサービスを提供しています。近年ではAIやIoTを活用した新技術の導入にも挑戦し、ロボティクスやクラウド、オープンソースの適用に力を入れています。
東京システムハウスの代表取締役、林知之氏は、「この提携を通じて、我々の知見とWalkMeの先進的な技術を組み合わせることで、企業のデジタル化を成功させる道が開けると信じています。」とコメントしています。
WalkMeの特徴
WalkMeは、SAPの一部として、企業のDX支援を行っています。ユーザーがスムーズにデジタル体験を享受できるよう、生成AIを活用したインサイトを提供し、あらゆるアプリケーションやシステムにおける技術的課題の克服をサポートしています。顧客には旭化成や荏原製作所、富士通を含む多くの企業があり、その信頼性の高さが伺えます。
この新しい提携によって、WalkMeと東京システムハウスは企業のデジタルアダプションの力をさらに引き出し、競争力を高めることができるでしょう。