カルビー創業の地に新たな風が吹く
2025年7月21日、カルビーが創業の地である広島に新設した「せとうち広島工場」の竣工を記念して、新たなポテトチップスが発売されます。この商品は名付けて『ポテトチップス レモン香るせとうちの塩味』。広島県産のレモンと瀬戸内製造の海塩を使用し、地域の魅力を詰め込んだ一品です。
新工場の役割と背景
「せとうち広島工場」は、カルビーが約19年ぶりに新設した工場で、2020年5月に広島県との立地協定を締結し、2023年4月に着工、2025年1月に操業を開始し、4月には竣工式を迎えました。この工場は、「人と地球の笑顔をつくり出す、未来を形にする工場」というコンセプトのもと、最新鋭の設備を整え、環境性能や生産性の向上を図っています。特にデジタルトランスフォーメーション(DX)や環境配慮型の設備を導入し、効率的な生産体制の構築を目指しています。
新商品詳細と開発秘話
新しいポテトチップスの開発には、中四国支店や工場の従業員が参加しました。地元の素材を活かすことで、広島らしい味わいを追求しました。広島県産のレモンは果皮パウダーとして使用され、瀬戸内製造の海塩は100%使用されています。企画開発には10カ月をかけ、レモンの酸味と香りのバランスを整えるために試行錯誤したとのことです。製造は全て新工場で行われ、地域の新しい土産としても期待されています。
商品の魅力とパッケージデザイン
このポテトチップスは、レモンの爽やかな香りと酸味が特徴で、夏の味覚を楽しむにはぴったりな一品です。パッケージデザインにも工夫が施されており、せとうち広島工場や瀬戸内海、レモンの木がイラストで描かれていて、爽やかな夏の風景が感じられます。また、裏面では工場やその運営に携わる従業員が紹介されています。
地域への貢献と未来への展望
工場長の横手史和氏は、「多くの方々のご支援を受け、せとうち広島工場を竣工できたことを嬉しく思います。広島はカルビーの創業地であり、今後も地域の誇りとして、一緒に歩んでいきたい」と述べています。
新工場の稼働は地域経済の活性化にも繋がり、製品を通じて地域とのつながりをより深めていく意向を示しています。
プレゼントキャンペーンの展開
さらに、竣工を記念してSNSプレゼントキャンペーンも実施され、抽選で新商品が当たるチャンスがあります。公式TwitterやInstagram、LINEを通じて参加できるので、興味のある方は要チェックです。
まとめ
新しい『ポテトチップス レモン香るせとうちの塩味』は、広島の地元素材を活かした商品として、地域の魅力を再発見する手助けとなるでしょう。是非、手に取ってその味わいを楽しんでみてください。新しい工場とともに、生まれ変わるカルビーの姿に期待が寄せられます。