フォルクスワーゲン、新型5モデルを日本市場に投入!電動化と安全性能が進化
フォルクスワーゲン ジャパンは、日本市場での販売強化を目指し、新型5モデルの下期における販売活動を開始すると発表しました。発表されたのは、コンパクトSUVの「T-Cross」、ミドルサイズSUVの「Tiguan」、ミドルサイズセダンの「Passat」、そしてフォルクスワーゲンを代表するハッチバックモデル「Golf」と「Golf Variant」です。
今回の新型モデルは、フォルクスワーゲンの「ピープルズカー」ブランドの使命である、先進技術や高い品質を幅広いモデルに展開することを目指しています。また、多様なパワートレインの選択肢を提供することで、より多くのお客様のニーズに応えることを目指しています。
新型「T-Cross」:人気SUVがさらに進化
「T-Cross」は、2020年の日本導入以来、充実した先進安全装備や、日本の道路環境に適したボディサイズと実用性の高さなどが評価され、3年連続で輸入SUV登録台数No.1を獲得しています。新型「T-Cross」は、好評のボディサイズはそのままに、安全性を向上させ、内装の質感も大幅に向上させています。さらに、カラフルな新色3色を含む全8色展開となり、より魅力的な選択肢を提供しています。
新型「T-Cross」は7月6日(土)より予約注文受付を開始し、9月下旬以降の出荷開始を予定しています。
新型「Tiguan」:7年ぶりのフルモデルチェンジでさらなる進化
「Tiguan」は、2007年の初代モデル導入以来、全世界で760万台以上の販売を達成し、フォルクスワーゲン グループの最量販モデルとして世界的に高い評価を受けています。7年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型「Tiguan」は、従来のMQBアーキテクチャーの進化版であるMQB evoを採用し、上級セグメントの先端技術を搭載しています。パワートレインには、「Tiguan」として初となる1.5L eTSIマイルドハイブリッドシステム(FWD)と、人気の高い2.0TDIクリーンディーゼルエンジンにフルタイム4WDシステム4MOTIONを組み合わせた魅力的なラインナップが用意されています。
新型「Tiguan」は本年9月より予約注文の受付を開始し、11月以降に出荷開始を予定しています。
新型「Passat」:50年以上の歴史を持つロングセラーが進化
「Passat」は、1973年の発売以来、50年以上の歴史を持つロングセラーモデルです。フォルクスワーゲンの伝説的なベストセラー「Beetle」を超える3,400万台以上が販売されてきました。9年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型「Passat」は、新型「Tiguan」と同じくMQB evoアーキテクチャーを採用し、従来よりボディを拡張することで、後席の居住性と荷室の積載能力を向上させています。パワートレインは、1.5L eTSIマイルドハイブリッドシステム(FWD)と、2.0TDIクリーンディーゼルエンジンとフルタイム4WDシステム4MOTIONの組み合わせに加え、EVモードで120km以上の走行を可能にするプラグインハイブリッドもラインナップされています。
新型「Passat」は本年9月より予約注文の受付を開始し、11月以降に出荷開始を予定しています。
新型「Golf」・新型「Golf Variant」:フォルクスワーゲンのベストセラーが更なる進化を遂げる
「Golf」は、1974年のデビュー以来、50年間、進化を続けてきたフォルクスワーゲンのベストセラーモデルです。実用ハッチバックのベンチマークとして、常にコンパクトハッチバックの性能水準を引き上げてきました。2021年に日本に導入された8世代目「Golf」は、世界的なトレンドである「電動化」、「デジタル化」、「運転支援機能の強化」をコンパクトカーセグメントに取り入れたモデルとして、セグメントをリードしてきました。3年ぶりのマイナーチェンジとなる新型「Golf」「Golf Variant」は、インフォテイメントシステムを刷新し、内外装をブラッシュアップしています。上位グレードでは、イルミネーションつき「VW」エンブレムが精悍なフロントデザインをより一層際立たせています。
パワートレインは、2種類の出力をもつ1.5L eTSIエンジン(85kW/116PSまたは110kW/150PS)、先代に引き続き設定されるデュアルAdBlue噴射機構のツインドージングシステムを備えた2.0TDIエンジンがラインナップされます。ハッチバック伝統のスポーツグレード「GTI」には、2.0TSI 195kW/265PSエンジンが搭載されます。
新型「Golf」「Golf Variant」は本年9月より受注活動を開始し、2025年1月以降に出荷開始を予定しています。
フォルクスワーゲンの電動化戦略
フォルクスワーゲンは、2021年に発売を開始したフル電動SUV「ID.4」に加え、2025年にはID.シリーズ第2弾となる「ID. Buzz」の導入を予定しています。2050年までに脱炭素化社会が実現できるよう貢献する狙いです。
一方で、お客様のニーズに応えられるよう、今回発表の5モデルに加え、今後も環境性能を高めた魅力的な内燃機関搭載モデルラインナップも引き続き強化していく「2ピラー ストラテジー(2本柱戦略)」を推進してまいります。