国内初のAIスーパーエージェント『Orcha（オルカ）』が営業自動化を実現

全国初にして画期的なAI、Orcha（オルカ）がリリース

株式会社Sales Markerが、国内初となるAIスーパーエージェント『Orcha（オルカ）』を正式にリリースしました。この革新的なテクノロジーは、特に営業やマーケティング分野での活動を戦略的に自動化することを目的としています。また、新しい成長モデルである「インテントセールス」を実現する一環として位置付けられています。

Orchaは本サービスの第一弾として、リサーチから企業のコーポレートブランドに沿ったスライドの自動生成を行う「AIスライド」を搭載しています。この機能により、“インテント”を起点とした提案の質を向上させ、組織の成長を効果的にサポートします。

Orcha（オルカ）の背景と目的

近年、AIエージェントが急速に進化し、特にマーケティングや営業、カスタマーサクセスという分野で多くの企業がそれを取り入れるようになりました。個別機能に特化したサービスが急増する中で、複数のAIエージェントを使い分けることが業務負担を高めている現実もあります。PwCの調査によると、AIエージェントは企業競争力において重要な要素になる一方、効率的なオーケストレーション基盤が必要とされています。

このような課題を受けて、Sales Markerでは人の“インテント”を基に複数のAIサービスを統合し、成長戦略の構築から実行までを支援する「AIの指揮者」としての役割を担う必要性に気づき、開発を行いました。その結果がこのAIスーパーエージェントの『Orcha（オルカ）』です。

具体的な機能「AIスライド」

Orchaの第一弾機能である「AIスライド」は、ビジネスシーンで使うさまざまな資料を自動生成する機能です。商談資料、マーケティング施策の企画書、プロダクト戦略のドキュメントなど、多岐にわたる資料を生成します。たとえば、営業担当者が上場企業向けの提案を行う際に、必要な情報を抽出し、提案の骨子を設計したり、商談に基づいて次回の提案資料や稟議資料を準備したりすることが可能です。

また、マーケティング担当者はキャンペーン施策の承認資料や外注先へのブリーフィング資料を迅速に作成でき、エンジニアはプロダクト構想をスライド形式で表現することがサポートされます。この一連のプロセスがOrchaによって統合的に支援され、情報収集から構造化、言語化、視覚化に至るまで、自動化が進みます。

Orchaの未来に向けた展望

今後、OrchaはAIエージェントの“指揮者”としてより進化し、分断された情報を統合する基盤に成長していく計画です。そのために、さまざまなアプリケーションや情報ソースとの連携を強化し、ユーザーが複雑な処理や判断を単一のインターフェースで行える環境を整備します。営業だけでなく、マーケティング、採用、商品開発など、さまざまなビジネス領域において包括的なAIサービスを提供することを目指しています。

AIと人間の間に立って、意図を正確に読み取りながら目的達成に向けた行動を導く存在へと、Orchaはさらなる進化を続けるでしょう。

会社情報

株式会社Sales Markerは、2021年に設立され、東京都渋谷区に本社を持ちます。代表取締役CEOは小笠原羽恭氏です。企業理念として「全ての人と企業が、既存の枠を越えて挑戦できる世界を創る」を掲げ、テクノロジーやデータを駆使して素早い意思決定を可能にするスタートアップです。人々の意志や隠れたニーズを捉えることで、ビジネスの新たな可能性を引き出し、挑戦の質とスピードを向上させることを目指しています。