医療分野に貢献！フェローテックマテリアルテクノロジーズの熱対策部品「サーモモジュール」がヘルスケア・医療機器開発展に出展

株式会社フェローテックマテリアルテクノロジーズは、2022年6月22日から24日に東京ビックサイトで開催された「ヘルスケア・医療機器開発展」に出展し、熱対策部品「サーモモジュール（ペルチェ素子）」を展示しました。

サーモモジュールは、直流電流を流すことで温度差が生じる半導体の電子部品です。コンパクトなヒートポンプ部品として機能し、片側からもう片側へと熱を移動させることができます。この特性により、サーモモジュールの片方の面を冷却したり、反対の面を加熱したりすることが可能です。さらに、直流電源の極性を入れ替えることで、冷却と加熱を逆転させることもできます。そのため、同じ面で冷却・加熱のいずれの目的にも使用することができます。

サーモモジュールは、センサー・制御器と合わせて使用することで、精密な温度調節が可能です。このため、医療機器分野での活用が期待されています。例えば、体温調節、薬剤の温度管理、医療機器の冷却など、様々な用途が考えられます。

フェローテックマテリアルテクノロジーズは、サーモモジュールをはじめとする電子デバイス事業製品の製造販売を行っています。同社は、半導体市場を中心に、ハイテク分野で部品事業を展開するグローバル企業です。親会社は株式会社フェローテックHDで、1980年に創業されました。

今回の出展を通じて、フェローテックマテリアルテクノロジーズは、サーモモジュールの医療分野への貢献をアピールしました。同社は、今後も医療分野のニーズに応える製品開発を進めていく予定です。