インベスコの2023/2024年版スチュワードシップレポートの発行
インベスコ・アセット・マネジメント株式会社が2024年11月28日に発行した「インベスコスチュワードシップレポート2023/2024」についてお伝えします。このレポートは、インベスコの日本法人によるコーポレートガバナンスのベストプラクティスや、エンゲージメントの実例をまとめたものです。特に、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する取り組みが詳細に解説されています。
スチュワードシップの意義
当社は、アクティブ投資家として、ポートフォリオ・マネジャーとリサーチ・アナリストが共同してESG取り組みを投資判断に統合する方針を取っています。リサーチ・アナリストおよびポートフォリオ・マネジャーは、企業に対する深い認識に基づき、ESGの観点を盛り込んだリサーチを行い、必要に応じて企業との建設的な対話を重ねています。これにより、長期的な企業価値の向上に寄与することを目指しています。
古布薫のコメント
日本株式運用部のヘッド・オブ・ESGである古布薫は、今年で6年目のレポート発行に際して、「このレポートを通じて、スチュワードシップ活動や機関投資家としてのESG情報の活用についての透明性を高めたい」と述べています。レポートはコーポレートガバナンスにおけるベストプラクティスや、建設的な対話の事例を多数盛り込んでおり、これらは企業価値の持続的な向上に貢献する情報となります。
ESGへの取り組みの重要性
インベスコでは、企業のESGへの取り組みが企業価値拡大の持続性を高めると考えています。特に、これらの取り組みは一企業に留まらず、社会全体の持続可能性を向上させる役割を果たすものです。このため、投資家としての責任として、ESGを投資プロセスに組み込む必要があります。
今後の方針
インベスコは今後もESGを重視した投資を行い、運用者自身によるスチュワードシップ活動を通じて、投資先企業の長期的な価値向上に貢献していく所存です。
レポートは以下のリンクよりダウンロードできます。
インベスコスチュワードシップレポート2023/2024
また、スチュワードシップ・コードに関する取り組みはこちらから確認できます。
日本版スチュワードシップ・コードの取り組み
インベスコとは
インベスコ・リミテッドは、「優れた投資体験を提供すること」を企業の存在意義として、世界的に有名な独立系資産運用会社です。全世界20カ国以上で事業を展開し、ニューヨーク証券取引所にも上場しています。
インベスコ・アセット・マネジメント株式会社の概要
インベスコ・アセット・マネジメントは、インベスコの日本拠点として、幅広い投資商品とサービスを提供し、公的年金や機関投資家向けの運用ニーズに応えています。銀行や証券会社を通じて個人投資家向けのサービスも強化しており、様々な商品ラインアップで支援しています。
当社は、引き続き重要な情報を提供し、透明性の高い運用を行ってまいります。このレポートを通じて、ESGの重要性及びスチュワードシップ活動の意義がより一層理解されることを期待しています。