株式会社ダイケンの宅配ボックスが補助金対象に
2023年10月、株式会社ダイケンは国土交通省と環境省の推進する『子育てグリーン住宅支援事業』の補助金対象製品に自社製の宅配ボックス「TBX-D型」と「TBX-BD型」を認定されたことを発表しました。この認定により、子育て世帯にとっての利便性が一層高まり、またカーボンニュートラルの実現を目指す取り組みの一環として期待されています。
『子育てグリーン住宅支援事業』とは
『子育てグリーン住宅支援事業』は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、エネルギーコストが高騰しやすい家庭に対する支援を行うプロジェクトです。特に、子育て世帯が多く生活する新築住宅に対しては、ZEH(ゼロエネルギーハウス)基準を上回る省エネ性能の住宅を推奨しています。また、リフォームにおいても補助金が提供されるため、既存の住宅の省エネ改修が進みやすくなる仕組みです。
ダイケンの宅配ボックス「TBX-D型」と「TBX-BD型」
対象となった宅配ボックスは、世帯数の多い集合住宅に特化した設計が特徴です。具体的には、TBX-D型が機械式ダイヤル錠、TBX-BD型が電池式プッシュボタン錠を採用しています。これらの製品は、戸数に応じたユニットの組み合わせが可能であり、電気配線工事が不要なため、設置後の維持管理コストが抑えられます。また、後付け設置が便利で、リフォームにも適しています。
補助金交付申請について
宅配ボックスの設置及び補助金交付を受けるには、指定住宅において「子育て対応改修」として宅配ボックスの設置を行い、同時に断熱改修などの必須工事も実施する必要があります。補助金額は1ボックスにつき1.1万円で、最大で20ボックスまで申請可能です。この機会に情報をチェックして、家庭の省エネ対策を進めましょう。
詳しくは、子育てグリーン住宅支援事業の公式サイトをご確認ください。
ダイケンの企業背景
1924年に創業したダイケンは、大阪を拠点に建築金物やエクステリア製品を幅広く扱うメーカーです。特に利用者の生活を支える製品を多数製造し、快適で持続可能な住環境の提供に力を入れています。今後も最新技術を取り入れ、新たな商品開発を通じて社会に貢献していく所存です。
まとめ
ダイケンの宅配ボックスは、子育てグリーン住宅支援事業に認定されたことにより、子育て世帯の生活環境の向上に寄与するだけでなく、持続可能な住宅の実現に向けて重要な役割を果たします。これを機に、家庭や地域における省エネ意識の向上や、快適な住居環境の実現に貢献していきましょう。