Vistex CEO受賞
2019-07-10 11:01:47
Vistex CEOがEY Technology Entrepreneur of the Year 2019を受賞し、注目が集まる販売施策管理の最適化
米国イリノイ州シカゴを本拠地とするVistex社のCEOであるサンジェイ・シャー氏が、2019年6月26日にEY Technology Entrepreneur of the Year 2019の栄誉を受けたことが発表されました。VistexはSAP社のグローバルソフトウェアパートナーとして、販売施策管理の最適化に特化したソリューションを提供しており、その業績が広く認められた結果と言えるでしょう。
サンジェイ氏は、SAP社での研究開発の経験を活かし、1999年にVistexを設立しました。以来、Pricing & Incentive Managementにおいて他社の追随を許さない独自の手法を用いており、リベートやロイヤルティプログラム、チャネルプログラムなど、企業の収益に直結する販売施策の効率化を実現しています。
現在、Vistexのクライアントには、アップルやゼネラルモーターズ、ウォルマートなど名だたる企業が名を連ねており、さらにはAccel-KKR社から1億500万ドルの投資を受けていることも、同社の成長を裏付ける材料です。2018年時点で、世界21カ所にオフィスを構え、1,500名の社員を抱えたVistexは、年間約2億5000万ドルの売上を計上しており、今後のさらなる成長が期待されています。
サンジェイ氏はこの受賞に際し、「この栄誉は光栄であり、20年前の自らの挑戦が評価されていると感じています。」と語ります。シカゴで始まったVistexは、今ではシリコンバレーと同等の地位を築くまでに成長したと自負しています。彼のビジョンが実現した瞬間です。
特に日本においては、2017年11月に設立されたVistex Japanが、SAP® ERPおよびSAP S/4HANA®システム上での販売施策管理を可能にしました。すでに多くの日本企業、特に食品や化学業界の企業がこのソリューションを導入しており、その効果が期待されています。また、日本のSAPでは、Vistexが提供する「SAP Promotion & Agreement by Vistex」を通じて、多くの企業の業務効率化をサポートしています。
EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤーは、ビジネス界での優れた成果を収めたアントレプレナーをたたえる国際的な表彰制度です。これに選ばれたことは、ビジネス界でのサンジェイ氏の地位を確立する大きな一歩になったと言えるでしょう。この賞は、グーグルの創業者やアマゾンのジェフ・ベソス氏、スターバックスのハワード・シュルツ氏など、歴代の受賞者が名を連ねる名誉あるものです。
Vistexの成長は、業界の複雑な販売施策をシンプルにし、自動化を図ることで実現されていると言えます。特に、営業部門の手間やコストを削減するためのソリューションは、企業にとって大きな価値を提供するもので、今後もさらなる普及が期待されています。Vistexが持つ技術力や市場への貢献は、今後も目が離せない展開が続くことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
Vistex Japan合同会社
- 住所
- 東京都港区西新橋1丁目15番4号銀全西新橋ビル4階
- 電話番号
-
03-4589-5315