Synologyが新たなストレージソリューションを発表
2026年6月5日、東京にて、データ管理と保護を効率的に行うための新しいストレージシステムが発表されました。その名もRS826RP+とRS826+。これは特に中小企業向けに設計されており、エッジおよびリモート環境での利用を念頭に置いています。コンパクトながらも強力な性能を誇るこの1U 4ベイラックマウント型ストレージは、特に分散しているチームや拠点間でのデータアクセスを迅速に行うことができます。
新製品の特徴と性能
Synologyのプロダクトマネージャーであるスーザン・イェン氏は新製品について、「RS826RP+およびRS826+は、コンパクトなフォームファクターで信頼性のあるパフォーマンスを提供し、柔軟な拡張性を実現します。これにより、支社や分散した導入先に最適です」と述べます。これらのデバイスは、ネットワークのアップグレードに加え、SSDキャッシュと最大8ベイまでのストレージ拡張が可能で、ファイルの高速アクセスやチームでのコラボレーションを強化します。
新型ストレージには4コアのAMD Ryzen™ V1500Bプロセッサーが搭載されており、シーケンシャルリードが2,000MB/s、ライトが1,300MB/sを超える性能を実現しています。これにより、オフィス間でのファイル共有やバックアップがスピーディーに行われ、業務の効率が飛躍的に向上します。この他にも、4つの1GbitポートとPCIe 3.0拡張スロットを搭載し、10Gbitや25Gbitの接続にも対応可能です。
さらに、アダプタカードを介して2基のSynology M.2 SSDを搭載することができ、これがSSDキャッシュとして機能するため、レイテンシの低減も可能です。拡張性の面でも優れた設計となっており、RS826RP+及びRS826+は新しいSynology RX426拡張ユニットを利用することで、4ベイから最大8ベイまで増設できることが特徴です。
運用の効率化を考慮した機能
また、ビジネスワークロードに特化した多機能性も注目されます。Synologyが提供するDiskStation Manager(DSM)を搭載しており、現代のビジネス環境に合わせた統合ツールを幅広く取り揃えています。具体的には、Synology Driveを活用することで、システムをプライベートクラウドに変え、遠隔地にいるチームメンバーとのクロスプラットフォームアクセスやデータの同期が簡単に行えます。
さらに、Synology Virtual Machine ManagerやContainer Managerといった機能を利用することで、VMストレージやバックアップ、ホスティング機能も提供され、VMware®、Hyper-V®、Citrix®、OpenStackといったさまざまな環境に対応しています。テストやサンドボックス、緊急復旧用の軽量なVMやコンテナを簡単に利用できるのも大きな魅力です。
バックアップやストレージにかかるコスト削減につながるSynology Tiering機能も注目です。この機能によって、頻繁にアクセスされないデータを自動で適切なパフォーマンス階層や容量階層に移動し、ストレージの効率を向上させます。
供給開始と今後の展望
RS826RP+およびRS826+は2026年6月5日より、Synologyのグローバルパートナーや販売代理店を通じて販売が開始される予定です。今後もこの新たなストレージソリューションがどのように企業のデータ管理や保護に寄与するのか、注目です。詳細情報は製品ページにて公開されるとのことなので、そちらもチェックしてみてください。
この新製品は、特に分散したチームでの業務効率を向上させる新しいツールとして期待されており、今後のビジネス環境において欠かせない存在となるでしょう。