第2回東京中野文学賞一次選考結果発表
一般社団法人中野区観光協会と東京中野文学賞実行委員会が主催する第2回「東京中野文学賞」の一次選考結果が公式サイトで発表されました。2024年の応募は4月30日から8月31日までの期間に行われ、全国から216作品が集まりました。
応募された作品のジャンルは多岐にわたり、恋愛小説、青春小説、お仕事小説、歴史小説、ミステリー、サスペンス、SF、ファンタジー、ホラー、コメディなど様々です。年齢層も幅広く、最年少は14歳、最年長は85歳という多彩な作品が集まりました。
選考委員によって選ばれた一次審査通過作品は46作品に及びます。これらの作品は今後、二次選考に進み、2024年末頃に公式サイトでその結果が発表される予定です。最終的な選考を経て、大賞や佳作が決まるほか、中野区に関するテーマの作品からは中野区賞が選ばれます。授賞式は2025年3月29日に行われる計画です。
また、「ナカぶん」クラウドファンディングには132名の支援者が集まり、合計80万円近い支援が集まりました。このプロジェクトの成果として、最終選考通過作品に投票し選ばれる「クラファン賞」も注目です。
選考スケジュール
以下は今後の選考スケジュールです:
- - 二次選考結果発表:2024年12月下旬予定
- - 最終選考結果発表:2025年3月29日、表彰式実施予定
東京中野文学賞とは
第2回東京中野文学賞は、東京都中野区から新たな才能を発掘し、若者の夢を育む町として、中野から世界に向けて物語を発信することを目指しています。大賞と佳作を選定し、別途、中野区に関連する場所や人物を題材にした作品から中野区賞を選定します。
選考委員には、有名な作家や映画監督、ロックミュージシャンなどが名を連ねており、広範な視点から評価が行われます。具体的には、中島京子氏(小説家)、篠原哲雄氏(映画監督)、大槻ケンヂ氏(ロックミュージシャン)、鬼塚忠氏(作家・エージェント)が選考を行います。
第2回東京中野文学賞は、中野区の魅力や特色を取り入れた作品を通じて、新たなストーリーを生み出し、地域の文化振興にも寄与することを目指しています。様々な作品がどのように評価されるのか、今後の展開が楽しみです。