音楽ファンにとって喜ばしいニュースが舞い込んできました。坂本龍一の名盤、『1996』が30年の時を経て、ついにリマスタリングされることが発表されました。このアルバムは、1996年にリリースされ、ピアノ、チェロ、そしてヴァイオリンによるトリオ・セッションとして広く知られています。
『1996』は坂本龍一のキャリアの中でも特に重要な位置を占めており、彼の音楽のスタイルにおける重要な転換点を象徴する作品です。この時期、坂本はデジタルとアコースティックの境界を越えた制作を進めており、『1996』はその成果を存分に楽しむことができる楽曲が揃っています。
そして、このアルバムは今後の坂本龍一の音楽活動の基礎となる流れを作り出しました。特に1999年にリリースされたインストゥルメンタル曲「energy flow」は4週連続でオリコン1位を獲得し、90年代の坂本音楽の集大成とも言える作品です。
今回、リマスタリングを手掛けたのはRobin Schmidt氏で、彼の技術によって30年前の名作が新たに蘇ります。新しい音質でお楽しみいただける理由は、その質感や音の広がりが大きく向上することにあります。また、2011年にリリースされたUSA盤のリマスター時に坂本自身の意向により、アルバムの最後のトラックが「Self Portrait」に変更されているため、今回もそのバージョンが収録されます。
『1996』の30周年記念版は、2026年4月8日にリリース予定です。アナログレコードは2枚組で、価格は7,700円(税抜7,000円)。Blu-spec CD2版も同時発売され、こちらは税込2,500円(税抜2,273円)で手に入れることができます。このリリースは、音楽愛好者にとって特別な意味を持つものであり、名盤の再評価を促すことが期待されます。
アルバムには、名曲「ゴリラがバナナをくれる日」、「Rain」、「美貌の青空」、「The Last Emperor」、「Merry Christmas Mr.Lawrence」など、今でも聴く価値のある選曲が揃っています。これらの楽曲は、坂本の独自のスタイルと音楽的探求が表現されており、聴く者に深い印象を与え続けています。
坂本龍一を支えてきたファンはもちろんのこと、彼の音楽に触れたことがない若い世代にも、このアルバムは新たな発見をもたらしてくれることでしょう。リマスタリング版『1996』を通じて、坂本龍一の音楽に新たな光を与えてみてはいかがでしょうか。詳細は公式ウェブサイトにて確認することができ、発売が待ち遠しい限りです。