鹿児島発、サイエンスと伝統が生んだ新たなクラフトラム『HAL Distillery』
2026年2月26日、鹿児島県阿久根市の大石酒造から、新たなジャパニーズ・クラフトラム『HAL Distillery』が発売されます。これは、「テロワール」、つまり自然環境、伝統、サイエンスが融合し、これまでにないフルーティーな味わいを生み出した製品です。
伝統とサイエンスの結晶
大石酒造は、1899年に創業以来122年にわたる酒造りの歴史を持つ会社です。6代目当主、大石恭介氏は、元DNA研究者という異色の経歴を活かして、2023年よりクラフトラムの開発に着手しました。彼は「阿久根のテロワールと自社の技術を最大限に活かした世界基準の蒸留酒の製造」を目指しています。
特に、阿久根市特産の高品質なサトウキビを使用し、その搾り汁を直接発酵させる「アグリコール製法」を採用しています。この製法によって、鮮度が保たれた原料を使い、限定された期間にのみ製造される貴重なラム酒が誕生します。
熊本大学との産学連携
また、大石酒造は熊本大学と連携し、特別に開発された分裂酵母「Schizosaccharomyces japonicus」も使用しています。この酵母により、ラム酒特有の芳醇なエステル香を最大化することに成功し、フルーティーで複雑な香りを実現しました。
商品ラインナップと特徴
『HAL Distillery』には二つの商品がラインナップされています。まずは、
『HAL Distillery JAPONICUS』(アルコール度数52%)です。このラムは、ラムネ菓子や熟した果物の香りを感じさせる爽やかさが特徴で、滑らかな口当たりを持ちます。サトウキビのピュアな甘味と、熟成感のある深みが調和しています。
もう一つは、
『HAL Distillery KABUTO』(アルコール度数56%)です。このラムは、幻の木製蒸留器「兜釜」を使用しており、木材由来の香りと穏やかな口当たりが特徴です。さらに、森の中にいるような落ち着いたニュアンスが加わり、より上品な印象に仕上がっています。
今後の展望
大石酒造は、今後の展開にも意欲的です。熊本大学との産学連携を継続し、さらに多様なアプローチでの新商品開発を進めていく方針です。また、商品の売上げの一部は熊本大学基金に寄付されることもあり、地域の発展にも寄与しています。
最新情報は公式Instagramで随時発信され、開発秘話や企業の歩みについても公式ウェブサイトで紹介されているので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
鹿児島の自然と伝統が育んだ『HAL Distillery』は、フルーティーで深みのある新たなジャパニーズ・クラフトラムとして期待されています。特別な製法とサイエンスの融合が作り出す味わいを、お楽しみにご期待ください。