モノづくりの楽しさを次世代へ伝える
富士通クライアントコンピューティング株式会社(FCCL)と島根富士通は、2023年8月23日に「FMVパソコン組み立て教室」を開催しました。本イベントは、次世代を担う小中学生に社会学習の機会を提供し、モノづくりを通じて創造力を育むことを目的としています。今年の教室は、親子向けの人気メディア「学研キッズネット」とのコラボレーションが実現し、特別に選ばれたキッズ記者が体験レポートを行いました。
特派キッズ記者が参加
今回の教室では、全国から集まった小・中学生で構成される「探Qキッズ」のメンバーから選ばれた特派キッズ記者が、島根富士通でのFMVパソコンの組み立て体験に参加しました。この特派キッズ記者たちは、自分たちの視点からモノづくりの楽しさや工場見学での発見を伝えます。「大人では気づけない視点から学びの魅力を発信する」と意気込みを語る特派キッズ記者の吉岡麻夏さん(小学五年生)もその一人。彼女はプログラミングに挑戦し始めたばかりで、新たな視点で工場の魅力を探ることに期待を寄せています。
子どもたちの貴重な体験
レポートは9月上旬に「学研キッズネット」や「こそだてまっぷ」に掲載される予定です。毎日の生活の中で使うパソコンがどのように作られているのかを知るこの機会は、子どもにとって貴重な学びの一環です。また、「パソコンを組み立てること自体が、ただの作業ではなく、自分で何かを作り出す喜びを味わえる」との声も多く上がっています。
学研キッズネットとその役割
「学研キッズネット」は、1996年にスタートし、670万部も発行された学年誌「科学」と「学習」から派生した小・中学生対象のオンライン教育コンテンツポータルサイトです。ここでは「自由研究プロジェクト」や「科学なぜなぜ110番」など、多様なコンテンツが提供されています。これにより、子どもたちの探究心を育み、学びを楽しむための環境が整っています。
探Qキッズの活躍
探Qキッズは、全国から集まった小・中学生のキッズメンバー組織で、リアル・オンラインイベントへの参加や記事制作に積極的に関わっています。教育への関心が高い保護者たちと共に、新たな学びの場を提供しています。
今後の展望
今後も、学研キッズネットと富士通のコラボレーションを通じて、モノづくりやITに関心を持つ子どもたちが増えていくことが期待されています。大人たちが気づかない子どもたちの驚きや発見を積極的に学びに取り込み、未来の社会を担う立派な人材に成長してくれることを願っています。
特派キッズ記者たちのレポートを通じて、モノづくりの楽しさや学びの魅力を発信し、次世代の子どもたちが自らの手で未来を切り開いていくきっかけとなることを期待しています。