カペラホテルグループ、日本に新たなラグジュアリーホテルを開業予定

カペラホテルグループが日本進出へ

カペラホテルグループは、2025年に日本に新たなラグジュアリーホテルを開業することを発表しました。今回、カペラ京都とパティーナ大阪の二つのホテルがその舞台として選ばれています。このプロジェクトを担う新しい役員として、カペラバンコクの元総支配人、ジョン・ブランコ氏とエレン・フランケ氏が任命されました。

ジョン・ブランコ氏の役割

ブランコ氏は、ホスピタリティ業界での長い経験を背景に、カペラ京都とパティーナ大阪の両方を統括する総支配人としての役割を務めます。これにより彼は、国内外の顧客に最高のサービスと体験を提供するための指揮を執ります。彼のリーダーシップの下で、両ホテルはラグジュアリーな宿泊体験を目指すことでしょう。

エレン・フランケ氏の専門性

一方、エレン・フランケ氏は、パティーナ大阪の総支配人を務めます。フランケ氏は25年以上のラグジュアリーホテルの運営経験があり、ヨーロッパやアメリカ、中国、マレーシアにおいて数多くのホテルを率いた実績を持っています。彼女の経験は、パティーナ大阪のサービス向上に大いに貢献するはずです。

カペラ京都の魅力

カペラ京都は、世界的に注目される建築事務所・隈研吾建築都市設計事務所によってデザインされ、シンガポールのインテリアデザイナーであるBrewin Design Officeによって内装が仕上げられたラグジュアリーホテルです。このホテルは4階建てで全89室を有し、京都の伝統文化を色濃く残す宮川町に位置しています。当地域は、芸妓や舞妓の文化が息づく場所でもあり、宿泊客は日本の伝統と現代アートが融合した環境を体感することができます。

パティーナ大阪の特徴

同時期にオープンするパティーナ大阪は、カペラホテルグループのモダンラグジュアリーライフスタイルブランドとして初の都市型ホテルで、難波宮跡公園に近接したエリアに構えています。221室を備えたこの21階建てのホテルは、日本人建築家の光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所による外装と、ストリックランドによる内装のコラボレーションによって作られています。そのモダンなデザインは、大阪の都市景観に新たな彩りを添えることでしょう。