書く音が生み出す新たな音楽表現
2026年5月20日、株式会社パイロットコーポレーションの音楽レーベル「PILABOT LABEL」が誕生しました。この新たな挑戦は、日常の「書く」行為から派生する音を活用し、心地よい音楽を創造することを目的としています。
PILABOT LABELのコンセプト
「PILABOT LABEL」は、パイロットコーポレーションの未来創造実験室「PILABOT」が展開する音楽プロジェクトです。レーベルは、企業のパーパス「人と創造力をつなぐ。」を反映したものであり、書くことを通じて生まれる様々な音の可能性に着目しています。具体的には、ボールペンの音、消しゴムによる筆跡の消去音、ペンをノックする音など、身近に存在する音をリスニング体験の一部として再構成しています。
この取り組みは、音楽が聴く人の創造性を刺激し、集中力やリラックスを促すことで、日常生活の中に新たな価値を見いだすことを目指しています。
音楽制作の裏側
「PILABOT LABEL」では、64種類の書く音を集め、3つのオリジナル楽曲が制作されました。具体的には、以下のような楽曲があります。
- - 創造のはじまり: 新しいアイデアに取り組む前に整えられる心身をイメージした音楽。
- - 考え中: 頭の中を整理し、いいアイデアが湧き出る期待感を表現した楽曲。
- - 乗ってきた!: 創造のリズムに乗り、自らの創造力が活き活きとする様子を描いた音楽。
これらの楽曲には、フリクションやドクターグリップなど、パイロットの文具から生まれる多彩な音が取り入れられています。
福祉とのコラボレーション
このプロジェクトは、dot button companyが手がける福祉系音楽プロジェクト「セタオーレーベル」との交流をきっかけに生まれました。「セタオーレーベル」は、福祉施設で集音した環境音をアーティストが楽曲として再編集する取り組みです。このような福祉の現場における実践と、PILABOTチームとの出会いが、新たな音楽表現を生むきっかけとなりました。
音がもたらす新たな体験
「PILABOT LABEL」は、音楽を通じて地域社会や企業との新たな関係を築くことも目指しています。普段何気なく耳に入ってくる音を特別な体験に変えていくことが重要だと考えています。この考え方は特定のプロジェクトに留まらず、様々な場面で応用可能です。
制作体制と配信について
音楽制作に関しては、制作プロデュースを行うPILABOT、音集音及びディレクションを担当するdot button company、楽曲制作を担当するmonq designがタッグを組み、それぞれの専門分野を生かした作品を創作しました。また、KAMOME Studioが立体感の再現を得意とし、音源のクオリティを高めています。
現在、PILABOT LABELの楽曲はPILABOTの公式サイトやYouTubeで無料で公開されています。これにより、より多くの人々が新たな音楽体験を楽しむことができます。
dot button companyについて
dot button companyは、体験をデザインし人々が新たな価値を感じることを目的とした会社です。公式サイトでは、彼らの取り組みや新しいプロジェクトを紹介しています。音楽と福祉の関係性を深く考察し、音をめぐる新たな体験を模索する彼らの活動にぜひ注目してください。