トヨタからエスマットへ、石川達也氏の顧問就任
エスマット(東京都品川区)は、新たにトヨタ自動車の元常務理事である石川達也氏を顧問として迎えることを発表しました。彼の豊富な製造現場での経験やデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する知見を活かし、エスマットはさらに製造業におけるDXを推進し、顧客の成功をサポートする役割を強化していきます。
顧問就任の背景
エスマットは自社の在庫管理・工程改善システム「SmartMat Cloud」を通じて製造プロセス全体のDX推進に弾みをつける目的で、このたび石川氏を顧問に迎えました。石川氏は、トヨタ自動車での長いキャリアを持ち、国内外の工場における生産準備や製造管理に関わってきた専門家です。彼の経験を基に、エスマットは顧客のニーズに応じたソリューションを提供し、製造業の課題解決に貢献します。
石川氏は実際に顧客の製造現場を訪問し、現場の課題を解決するための提案を行います。また、彼はSmartMat Cloudの機能を進化させるためのインプットも行っていく方針です。
提案型カスタマーサクセスの実現
エスマットは従来のカスタマーサポートを超え、提案型カスタマーサクセスの実現を目指します。現場の業務フローを理解し潜在的な課題を見える化し、SmartMat Cloudを活用した在庫管理の効率化提案を行います。さらには、他製品や技術と組み合わせた包括的なソリューションを提供し、顧客の業務の進化をサポートします。
石川達也氏のプロフィール
名古屋工業大学経営工学科の修士課程を修了した石川氏は、1986年にトヨタ自動車に入社し、製造管理の分野で幅広い経験を積んでいます。2013年には常務理事となり、技術領域全般を担当。彼は2016年に豊田鉄工に移り、副社長として社内のDX推進に貢献しました。2024年からフリーランスとして活動し、若手技術者への経験を伝えることにも注力しています。
石川氏のコメント
「現在の経営環境は常に変化しており、在庫適正化はすべての業界において重要な要素です。エスマットの提供するソリューションは、経営の確実性を高めるための助けになると確信しています」とのコメントをいただきました。彼はハード・ソフト両面の発展に向けて尽力する意志を示しています。
エスマット代表取締役の褒め言葉
エスマットの代表取締役である林英俊氏は「製造業の現場に精通した石川氏の支援を得ることで、エスマットの成長に貢献してもらえることが心強いです。彼の知識をもとに更なる飛躍を期待しています」と語っています。
SmartMat Cloudの概要
SmartMat Cloudは、IoT技術を用いて現場の実在庫を可視化し、在庫の自動化と工程改善を行うDXソリューションです。これにより、従来の棚卸作業の手間を省き、リアルタイムでの在庫把握が可能となります。設立以来、すでに1,000社を超える企業で採用され、多くの業界に幅広く展開されています。詳細は公式サイト
SmartMatを参照ください。
会社情報
エスマット(旧:スマートショッピング)は、IoTによる在庫管理の自動化とDXソリューションの提供に特化しています。2014年に設立され、東京都品川区に本社を構えています。!==あいさつ。