テックタッチ、1.2億円の資金調達を実施
テックタッチ株式会社は、企業向けデジタルトランスフォーメーション(DX)プラットフォーム「テックタッチ」を運営しています。この度、同社は総額1.2億円の資金調達を行いました。これにより、今後のサービス拡充や開発チームの強化に向けた施策を進めていく考えです。
テックタッチの提供価値
テックタッチは、業務システムの操作においてユーザーが直面する「わからない」問題に対処するため、具体的なナビゲーションを提供しています。このプラットフォームの導入により、以下のようなメリットが得られます。
- - 業務システムの利用体験の向上:従来の「面倒なもの」から、「便利で生産性を向上させるもの」へと変わります。
- - 業務フローの効率化:複雑なシステムオペレーションを、より正確かつ迅速にこなすことができるようになります。
- - 立ち上がりの迅速化:システム導入時のユーザー側の立ち上がりが圧倒的に早くなり、利用効率が向上します。
- - コスト削減:システム教育関連のマニュアル作成や問い合わせ対応のコストを半減できます。
これらの機能は、企業が直面するシステム導入や運用に関する負担を軽減し、業務効率を高めることに貢献しています。
今後の展開と採用活動
資金調達を活用して、テックタッチはさらに開発チームの強化を進める計画です。特に、C++に強いIEエンジニアやQAエンジニア、フロントエンド・バックエンドエンジニアの採用を加速していきます。既存のソリューションを強化しつつ、2019年度後半には「システム利用状況解析機能」のリリースを計画しています。
この機能は、企業のIT部門が抱えるシステム利用の課題を可視化し、テックタッチを活用した課題解決のPDCAサイクルを回せる体制を整えます。これにより、顧客のデジタルトランスフォーメーションをさらに推進するプラットフォームへと進化することを目指しています。
期待される役割
Archetype Venturesの福井俊平氏は、「企業が進化を続けるためには様々なサービスを活用することが不可欠だ」と指摘し、テックタッチの強みについて評価しています。また、DNX Venturesの倉林陽氏も、SaaS市場の拡大に伴い、UI/UXの重要性が一段と増していると語り、テックタッチが顧客の成功を支援していくことに期待を寄せています。
代表の思い
テックタッチの代表取締役である井無田仲氏は、システムに対する抵抗感を理解しつつ、システムとユーザーの接点を改善していくために尽力しています。「便利で生産性を上げてくれるもの」と感じてもらうためのシステムを提供することが、彼の目指すビジョンです。
会社概要
- - 会社名:テックタッチ株式会社
- - 設立:2018年3月1日
- - 所在地:〒100-6005 東京都千代田区霞ヶ関3-2-5 霞が関5階 31VENTURES霞が関
- - URL:テックタッチ
- - メディアURL:テックタッチ メディア
- - プレスに関する問い合わせ番号:03-4334-8109
テックタッチは、今後も進化し続ける企業として、デジタルトランスフォーメーションを支援し、日本のSaaSエコノミーの成長に貢献していくことでしょう。