カフェ・カンパニー、代表取締役体制を強化し新たなステージへ

カフェ・カンパニーが新たな時代を迎える

2024年6月1日、カフェ・カンパニー株式会社が新たな経営体制を発表し、楠本修二郎氏が代表取締役会長に、奈良正徳氏が代表取締役社長に就任しました。これにより、代表取締役2名の新体制がスタートし、会社の成長・発展に向けた強化を図っていきます。

新体制の背景

カフェ・カンパニーは「C.A.F.E. ＝ Community Access For Everyone」を企業理念として掲げ、地域やコミュニティを大切にしながら、約80店舗のカフェを日本国内外で展開しています。特に「WIRED CAFE」を中心に、食を通じた新しい価値の提供に注力しています。

楠本氏が会長となることで、2023年からの社長としての経験を基に、法人全体の経営戦略を見直し、より広い視点からの経営を推進していきます。一方で奈良氏は、200店舗以上の経営経験を持ち、これまでの知識と洞察を生かしながら、新たな業態の開発も視野に入れています。

協力と連携の重要性

日本国内外の飲食業界は、特にコロナウイルスの影響を受けて経営環境が厳しくなっています。そのため、奈良氏は「カフェ・カンパニーが今後の飲食業界で競争力を維持していくためには、柔軟に変化することが欠かせない」とし、店舗運営や新たなマーケティング戦略の革新に挑む必要性を強調しています。さらには、同社が目指す「おいしくて、健康的で、サステナブルな食」の実現に向け、グループ内の企業との連携を強化する意向も示しました。

新たな挑戦へ

カフェ・カンパニーは、過去23年間にわたり地域の活性化や飲食事業の発展に努めてきました。新しいリーダーシップのもと、既存のカフェブランドの進化だけでなく、食を通じたコミュニティ創造の取り組みもさらなる強化を図ります。特に、添加物不使用のメニューを展開するなど、健康的な食文化の発展に貢献していく予定です。さらに、国際的な展開にも力を入れ、食のグローバル化に寄与する方針です。

代表者のコメント

新社長の奈良氏は「様々な飲食業態で得た経験を活かし、チームワークで未来を築いていく」という意気込みを語り、顧客や地域に根ざした新しい挑戦をしていく考えを示しています。一方、楠本氏は「農業や漁業と外食業の連携を強化し、新しい潮流を作り出していく」とし、さらに多様な業態開発の必要性とその取り組みを明言しています。