知識を活かした請求書処理: AIエージェント『AI明細仕訳』が革新をもたらす

請求書処理の未来を切り開く『AI明細仕訳』

経済活動のデジタル化を目指す株式会社LayerXは、請求書管理の新たなソリューション「AI明細仕訳」のリリースを発表しました。この新機能は、請求書から明細情報を自動で読み取り、適切な仕訳を行うAIエージェントです。これにより、経理業務の効率化が期待されています。

新機能の概要

「AI明細仕訳」は、請求書に含まれる情報と過去のデータを組み合わせて自動で仕訳を入力する仕組みを持っています。すべてのプロセスをワンストップで行うことができるため、明細が多く、内容が毎回異なる請求書の処理に必要な手作業を大幅に削減することが可能です。たとえば、複数の拠点に関連する費用がまとめて請求される運送費や電気代の処理も、かつてないスピードで行えるようになります。

特筆すべきは、一般的な仕訳補完機能と異なり、仕訳ルールの維持管理が不要なことです。AIが請求書の処理を通じて学習し続けることで、仕訳の精度は時間と共に向上します。

開発背景

従来、LayerXの「バクラク」シリーズに含まれる「AI仕訳推薦」機能では、過去の仕訳を参照して処理が行われていました。しかし、請求書の内容が毎回異なる場合には、手入力が避けられないという課題がありました。そこで新たに開発された「AI明細仕訳」は、これらの課題を改善し、請求書処理の90%以上を自動化することを目指しています。

AI明細仕訳の便利な機能

経理担当者にとって、請求書の明細に対する処理は大きな負担です。この新機能はその負担を軽減することを目的としており、「AI明細仕訳」機能の仕組みや利点を詳しく解説した資料も提供されています。この資料を通じて、仕訳業務の負担がどう軽減されるか、そして経理の属人化からいかに解放されるかを学ぶことができます。

資料は公式ウェブサイトからダウンロード可能です。こちらからご確認ください。

未来へのビジョン

LayerXは、AIエージェントを活用して業務を無人化するレベル4の“業務自動運転”の実現を目指しています。請求書処理のみに留まらず、支払いや分析業務にもシームレスに対応し、バックオフィス全体の生産性向上へと繋げる計画です。

バクラク請求書受取の実力

LayerXの「バクラク」は、請求書処理に特化したAI-OCR機能を搭載しており、会計ソフトとの連携がスムーズです。この機能により、手入力のない請求書処理が実現し、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しています。

LayerXの企業情報

LayerXは、「すべての経済活動をデジタル化する」というミッションのもと、AIを中心としたソフトウェアの開発に注力しています。多様な業務を効率化するAIクラウドサービスを提供し、多くの企業の成長を支援することを目指しています。設立は2018年8月で、東京都中央区に本社を構えています。

詳しい情報やトライアル利用申し込みは、LayerXの公式サイトから行えます。興味のある方はぜひご覧ください。