D3 LLCが挑戦
2023-05-16 10:00:02

D3 LLC、創薬ベンチャーエコシステム強化事業で新たな挑戦

D3 LLC、創薬ベンチャーエコシステム強化事業で新たな挑戦



D3 LLC(本社:東京都渋谷区、代表パートナー:永田智也)が、日本医療研究開発機構(AMED)による「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」の認定ベンチャーキャピタル(VC)に採択されました。これは、創薬に特化したスタートアップへの投資支援をさらに強化する大きな一歩となります。

この認定は、国内・独立系のヘルスケア特化型VCとしては、ファストトラックイニシアティブに続き、2社目のアプローチです。D3 LLCは、自身もスタートアップとして新進気鋭のVCであり、柔軟な発想を持っています。そのため、グローバルスタンダードを日本の実情に照らし合わせながら、世界に通用するスタートアップの創出に注力しています。

最前線を行く2社



D3 LLCの1号ファンドが投資する企業の中には、既に世界トップクラスの研究を進める2社があります。一つは、京都大学発のThyas Inc.です。iPS細胞を用いた免疫細胞創薬に取り組み、D3 LLCはシリーズAから投資参加し、取締役を派遣してグローバル展開を支援しています。最近では、北米の一級バイオVCがリード参画し、三角合併方式で米国に転籍しています。

もう一つは、アルファフュージョン株式会社で、大阪大学を中心に理化学研究所や国内外のアカデミアと綿密に連携して新規標的となるα線核医学開発に着手しています。D3 LLCは共同創業し、当初は代表パートナーの永田がCEOを務めるなど、深い関係を築いています。これらの企業は日本で生まれたバイオベンチャーでありながら、北米の投資家と知恵を結集し、国際レベルでの創薬実装を推進しています。

2号ファンドについて



D3 LLCは現在、1号ファンドにさらなる投資余力がありますが、早急に大手の機関投資家からのコミットメントを受けて2号ファンドの設立に動いています。「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」の機会を最大限に活かすために、共感する事業会社や機関投資家に連絡を希望しています。元戦略コンサルタントがメンバーとしているため、投資先および資金提供者とのシナジーを重視した活動が行われます。

創薬ベンチャーエコシステム強化事業の意義



この事業は、経済産業省が2021年度・22年度の補正予算として計500億円・3,000億円を投じ、AMEDによって設置された支援プログラムに基づいています。これは、日本の創薬ベンチャー支援に特化した機会を提供し、今後の産業成長に貢献する重要な取り組みです。

D3 LLCについて



D3 LLCは「世界の医療健康への貢献」をミッションとし、ただの資金提供だけでなく、経営者とともに本物のプロダクト・サービスの創出を志向しています。M.D.やPh.D.などの医薬学背景を持つメンバーが多数在籍し、戦略コンサルティングや大手製薬会社といった多様な経験を活かして、少数の選択した企業への支援を厳選して行っています。

D3 LLCの1号ファンドは、バイオ創薬に限らず広範なヘルスケア分野に対して、治療や疾患管理、次世代のヘルスケア技術に至るまで幅広い投資活動を行っており、日本発の医療技術が世界に広がることを目指しています。

また、代表パートナーの永田は、「2050年までに精神的に豊かで活力あふれる社会を実現する」という目標に向けた産業側アドバイザーとしても参画しており、次世代のヘルスケアに関する研究開発に力を注いでいます。

お問い合わせ



D3 LLCは、次世代の医療創出を目指し、事業連携や相互理解を深めるために、興味のある企業や投資家との対話を待ち望んでいます。詳細はD3 LLCの公式サイトをご覧ください。

会社名: D3 LLC
代表者: 永田智也
本社: 東京都渋谷区恵比寿4-20-3
ウェブサイト: D3 LLC

会社情報

会社名
D3合同会社
住所
東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイスタワー18階
電話番号

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