大岩オスカール氏の特別ワークショップ開催
2023年7月17日(月・祝)、JICA横浜において、著名アーティスト・大岩オスカール氏によるワークショップ「多い自分からの手紙」が開催されます。このワークショップは、近年のスマホ中心の生活とは対照的に、昔の手紙が持つ意義を体験的に学ぶ貴重な機会です。時間を遡り、手紙という媒体の重要性を再認識することが目的とされています。
ワークショップの概要
ワークショップは、11時から14時30分までの予定で、参加者は自らの手紙を作成し、ドローイングを行います。また、昼食はお弁当を用意し、海外のメニューを体験できる特別なランチタイムも設けられています。午前中には海外移住資料館やアートワークの見学も行います。
参加者は13歳以上を対象としており、友人や家族での参加も歓迎されています。定員は約25名で、参加費は1000円(昼食代と材料費を含む)です。
大岩オスカール氏のメッセージ
大岩氏は、このワークショップが「スマホやインターネットによる高速コミュニケーション時代の中で、過去の手紙の重要性を再認識することができる場」であると語っています。彼自身、ブラジルで育ち、日本との連絡手段として手紙を重視してきた経験を持っています。1970年代には、ファックスやインターネットがなかったため、手紙は重要なコミュニケーション手段であり、多くの人々にとって貴重な存在でした。
このように、過去の体験を通じて、現代の速い情報伝達のあり方を見直し、手紙の持つ深い意味を実感することができるでしょう。
大岩オスカール氏について
大岩オスカール氏は、1965年にブラジルのサンパウロに生まれ、東京やニューヨークでも活動を続けながら、国内外で高く評価されるアーティストです。彼の作品は、風刺やユーモアを交えたものが多く、社会問題や都市生活をテーマにしています。代表的な展示には、2011年の「大岩オスカール」(ブラジル国立美術館)や、2019年の「光をめざす旅」(金沢21世紀美術館)などがあります。
参加申し込み方法
興味のある方は、下記のGoogleフォームから7月14日までにお申し込みください。定員に達し次第、早期に締切となる場合がありますので、なるべくお早めに登録を済ませてください。
開催概要
- - 日時: 2023年7月17日(月・祝)11:00~14:30(10:45受付開始)
- - 場所: JICA横浜 1階会議室
- - 持ち物: 特に必要ありません。
- - 食物アレルギーがある方: 申し込み時にその旨を記載してください。
アクセス
JICA横浜は、神奈川県横浜市中区新港2-3-1に位置し、JR桜木町駅から徒歩15分、みなとみらい線の馬車道駅からも徒歩8分と、便利な立地にあります。
本ワークショップは、自身を振り返る素晴らしい機会です。感性を育むとともに、手紙の重要性を再発見してみませんか?ぜひご参加ください。