データ連携で広告革新
2016-03-15 10:00:02
アクシオムとAOL、データ連携を通じた広告配信の革新
アクシオムとAOL、データ連携を通じた広告配信の革新
米国企業アクシオム社が展開する「Connect™」サービスが、デジタル広告プラットフォームを提供するAOLプラットフォームズ・ジャパンと連携を開始しました。この提携により、すでに国外で成功を収めているデータ活用の手法が、日本市場でも実現することとなります。
連携の背景と目的
アクシオムは、データを活用したマーケティング支援サービスを1970年代から行っており、現在では企業やマーケティングチーム向けに、データ分析を基にしたソリューションを提供しています。このたびの連携を通じて、AOLプラットフォームズ・ジャパンのDSP「ONE by AOL」を利用することで、広告主はより精度の高いターゲティングが実現可能になります。
具体的な連携内容
今回の連携により、AOLプラットフォームズ・ジャパンは「Connect™」との接続を行い、Data Onboarding Service(データ・オンボーディング・サービス)を介して、異なるメディア間での匿名セグメントの連携を実現しました。これによって、広告主はデータを活用した広告配信を強化できるようになります。
さらに、AOLプラットフォームズ・ジャパンは「データ・アグリゲーション機能」を通じて、様々なデータプロバイダーからの情報を集約し、自社データに性別や年齢などのデモグラフィック情報、興味関心に基づくサイコグラフィックデータを加えることが可能となります。これにより、オーディエンスターゲティングが飛躍的に向上するでしょう。
AOLプラットフォームズ・ジャパンの役割
AOLプラットフォームズ・ジャパンは、米国AOLグループの一員として、デジタル広告領域において幅広いサービスを提供しています。アドネットワーク「advertising.com」をはじめ、ディスプレイ広告や動画広告のDSPサービスなど、多角的な展開を行っています。日本市場においても、デジタルマーケティングの統合プロバイダーとしての地位を目指しており、今回の提携はその一環といえます。
今回の提携の意義
このアクシオムとAOLの連携は、国内における初の試みであり、多くの広告主に新たな可能性を提供します。特に、日本の広告主にとっては、高精度のオーディエンスデータを用いた広告の配信が実現できる場面が増えるため、今後の広告戦略に大きな影響を与えることでしょう。
アクシオム及びAOLプラットフォームズ・ジャパンについて
アクシオムは、米国アーカンソー州リトルロックを拠点にするSaaS提供企業で、データ管理や分析の最前線を行っており、顧客価値を最大化することを使命としています。
一方、AOLプラットフォームズ・ジャパンは2006年設立で、アドネットワークや動画広告DSPを通じて、日本国内におけるデジタル広告の進化をリードしています。
この連携を通じて、視聴者データの活用が加速し、更なる広告効果の向上が期待されます。
会社情報
- 会社名
-
アクシオムジャパン株式会社
- 住所
- 東京都千代田区永田町2-12-8永田町SRビル8F
- 電話番号
-
03-6206-6241