Hacobuが実装した新機能が物流業界の課題を解決へと導く

Hacobuが新たに提供する荷待ち・荷役時間のエビデンス管理機能

株式会社Hacobu（ハコブ）は、東京都港区に本社を置き、動態管理に特化した「MOVO Fleet」を運用しています。この度、2025年4月21日より、荷待ちや荷役時間のエビデンス管理機能を新たに実装することを発表しました。これにより、荷主企業や運送業者は運行実態を正確に共有し、料金の請求や支払いを適正に行えるようになります。

エビデンス管理機能とは？

この新機能は、荷主企業と運送事業者の双方において荷待ち時間や荷役作業時間の短縮を支援するものです。従来のシステムではドライバーの自己申告に頼る部分が多く、正確な時間の確認が難しかったのですが、MOVO Fleetは第三者の視点からこれを記録する機能を持っています。これにより、より透明で信頼性の高いデータが確保されるのです。

荷待ち・荷役時間の記録方法

ドライバーは、MOVO Fleetのモバイルコントローラーを使用して、荷待ち・荷役の開始時刻や終了時刻、位置情報、さらにはトラック内の写真を記録します。この情報は荷主企業が確認・ダウンロードできる形式で提供され、請求や支払いにも役立てられます。

料金請求の適正化

新機能により、荷待ちや荷役時間の証跡が残るため、請求や支払いの適正化が進みます。企業間で正確なデータを共有することで、課題となっている待機料金や荷役料金の請求をより適正に行うことが可能になるのです。

政府の規制に対応

最近、政府が下請法改正を目指しており、「運送の委託」が新たに規制対象となる見込みです。これにより荷主企業は運送事業者との取引で、より適切に対応することが求められています。この新機能は、そのような法改正に先んじて準備されたものであり、業界全体に安心をもたらすと考えられています。

将来の展望

新しい機能では、トラック庫内の状況変化も記録可能となるため、積載効率の改善にも役立ちます。さらには将来的に画像解析によって積載効率を自動で推定する機能の開発も視野に入れています。

今後もHacobuは、荷主企業や運送業者の課題解決に向けて、さらなる技術革新を進めていく方針です。

詳細は以下のリンクからご覧いただけます。

MOVO Fleet プラン詳細

Hacobuの会社概要

商号：株式会社Hacobu
設立：2015年6月30日
本社所在地：〒108-0014 東京都港区芝5-29-11 G-BASE田町4階
代表：代表取締役社長CEO 佐々木太郎
事業内容：MOVOシリーズや物流DXコンサルティングなどのクラウドサービスを提供しています。特にトラック予約サービス「MOVO Berth」や、動態管理サービス「MOVO Fleet」は高いシェアを持ち、業界内でも注目されています。