ヒュンメルが手話シャツオークションをスタート!
デンマーク発のスポーツブランド、
ヒュンメルが9月1日から15日まで、ハンドボール日本代表と連携した特別なチャリティーオークションを開催します。このオークションでは、選手が実際に着用したシャツに直筆サインが施されたアイテムが出品され、収益はすべて
日本ハンドボール協会へ寄付される予定です。この寄付金は、デフハンドボール男子日本代表を支えるために役立てられます。
デフハンドボール支援の新たな試み
ヒュンメルは「スポーツを通して世界を変える」を理念に掲げ、人権やジェンダー問題、平和の推進などに取り組んでいます。今回のオークションは、その一環として行われ、特に11月に開催される
デフリンピックへの出場を目指すデフハンドボール男子日本代表を支援するために企画されました。
手話シャツの意義
PSGとの対戦時、選手たちは手話シャツを着用し、ハンディキャップを持つ方々に励ましのメッセージを送る姿が印象的でした。選手の部井久アダム勇樹選手も、「仲間として、高めあえる関係を持ちたい」とコメントし、ハンドボールという共通のテーマで一つになる重要性を語っていました。
手話シャツのデザインは、フラッグを重ね合わせたものとなっており、視覚援助を行うデフスポーツの特性を表現しています。旗を用いた審判方法に着想を得て、「心の旗を振ろう」と題し、心を解き放つデザインで仕上げられています。
オークションの詳細
このオークションでは、サイン入りシャツが20枚出品されます。オークションの売上は、デフハンドボール男子代表の支援に全て寄付されます。具体的なオークション情報は以下の通りです:
- - 期間: 2025年9月1日(月)17:00~9月15日(月)22:00
- - オークションページ: モバオク特設ページ
- - 販売価格: 5,000円からスタート
- - 寄付先: 日本ハンドボール協会
日本ハンドボール協会について
日本ハンドボール協会は1938年に設立され、国内外でのハンドボールの普及に尽力してきました。国際ハンドボール連盟に加盟し、1960年代からは7人制ハンドボールの普及にも注力。最近では、2021年の東京オリンピックでの実績もあり、世界の競技レベルに近づく努力を行っています。
公式サイト:
日本ハンドボール協会
ヒュンメルの歴史とビジョン
ヒュンメルは1923年に登場し、スタッド付きフットボールブーツを開発したことでスポーツの世界に革新をもたらしました。ブランド名の由来は、飛べないとされるマルハナバチが努力によって飛ぶ姿から着想を得たものです。100年以上の歴史を持つヒュンメルは、「CHANGE THE WORLD THROUGH SPORT」をビジョンに、常に新しい挑戦を続けています。
公式サイト:
ヒュンメル
このオークションを通じて、ハンドボール界の未来と、デフハンドボールの発展に寄与することが期待されています。ぜひ多くの方々に参加していただきたいと思います。