治験アンバサダー参画
2024-06-27 21:02:12

シミックヘルスケア、治験アンバサダープロジェクトに参画し、患者・市民参画促進へ

シミックヘルスケア、治験アンバサダープロジェクト参画で患者・市民の治験参加促進へ



健康な社会の実現を目指すシミックホールディングスのグループ会社であるシミックヘルスケアは、一般社団法人YORIAILabとして法人化した治験アンバサダープロジェクトへの参画を発表しました。

治験アンバサダープロジェクトは、治験に関する知識や経験を患者に共有し、啓発活動を行う「大使」を育成する取り組みです。海外で始まり、日本では2021年から日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社を中心に展開されています。シミックヘルスケアは2022年からSMO(治験施設支援機関)として参画し、患者中心の治験・治療の拡大を目指してきました。

今年、治験アンバサダーの活動内容を充実させ、組織基盤を強化するために、企業7社が集結し、一般社団法人YORIAILabが設立されました。

シミックヘルスケアは、正式な団体加盟企業として、治験アンバサダーが活躍できる場の提供と、治験啓発活動への更なる貢献を目指しています。

患者中心の医療実現に向けた取り組み



シミックヘルスケア・インスティテュート株式会社の専務執行役員 事業企画本部長 坂﨑 孝平氏は、「当社はSMOとして長年医療機関に寄り添い続けてきた強みを活かし、『医療ニーズの声をカタチに』をコンセプトに、医療現場と企業そして患者さんを繋ぐメッドコンシェルジュサービス(MCS)という事業を展開しています。MCSでは、患者さんやそのご家族へのアンケート調査や座談会を行い、医療・医薬品開発の改善・向上を目的とした調査を実施しています。患者中心の医療実現が求められる現在、患者さんの声に耳を傾けるMCSと親和性の高い治験アンバサダーの取り組みに積極的に参画することで、これまで以上に一人でも多くの方に治験の正しい知識を届けられるよう貢献していきたいと考えております。」と述べています。

治験アンバサダープロジェクトについて



治験アンバサダープロジェクトは、オーストリアのベーリンガーインゲルハイムで2020年に開始されました。治験の認知度向上と、治験情報へのアクセス向上を目的としており、日本では2021年から日本の医薬品開発(治験)環境に合わせたデザインで展開されています。これまでに14名の患者団体の方々が治験アンバサダーとして活躍されています。

シミックヘルスケア・インスティテュートについて



シミックヘルスケア・インスティテュート株式会社は、SMO(治験施設支援)業務、ヘルスケア情報サービスなどを提供しており、「くすりの一生から、ひとの一生まで」をコンセプトに、医療関連施設を中心に総合的な支援を行っています。医療従事者および患者様などの医療アクセスに寄与し、健康、未病・予防、予後といった一貫した生活スタイルから派生する各ステージにおいて、培ってきた知識・ノウハウを活用し、生を受けたその人がその人らしい一生を全うする一助となるよう、あらゆるライフスタイルの支援と維持に貢献しています。

メッドコンシェルジュサービスについて



メッドコンシェルジュサービス(MCS)は、企業向けのサービスです。SMO事業で培った長年の経験と、全国の専門スタッフが、一つひとつコンシェルジュのように相談に応じながら支援を行います。

シミックグループについて



シミックグループは、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。製薬・バイオテクノロジー・医療機器等の海外企業の日本市場参入や、アジアでの臨床試験実施、米国と日本における医薬品開発および製造のサポートなども展開しています。

シミックグループは、世界中に7,500人を超える従業員とグループ会社28社を擁しています。


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