効率化を追求する「バクラク」が出張旅費精算の新機能を発表

出張・旅費精算の新機能：バクラクの挑戦

株式会社LayerXが提供する「バクラク」は、経費精算管理の効率化を目指し新機能を導入しました。近年では企業の出張が増加し、従業員にとっての金銭的負担や精算作業が煩雑になっています。このような中で、出張旅費精算は経費精算全体の大部分を占めており、各企業の業務負担を増大させる要因となっています。

従来の課題

従来の出張旅費精算プロセスは、申請事務が分散しており、従業員の立替え経費報告や出張手当の申請が別のシステムで行われることが多々ありました。そのため、承認者や経理担当者にとって、確認作業が増え、業務が非効率になっていました。この問題を解決するために設計されたのが、今回発表された新機能です。

新機能の詳細

新機能では、以下のポイントに重点が置かれています。

1. 立替経費精算とカード利用報告の統合

今回のアップデートにより、立替経費の精算とバクラクビジネスカードの利用報告が一つの申請フォームで行えるようになりました。これにより、従業員は申請作業がスムーズになり、各種書類を一元管理できるようになります。

2. 仮払運用機能の追加

出張先での現地決済を考慮し、従来の現金や法人カードの利用に代わって、仮払としても扱えるようになりました。これにより、Excelでの管理から解放され、業務負担が軽減されます。

3. BTMシステムとの連携

新機能では、出張手配システムとの連携が可能になり、手配データが自動的に経費精算に組み込まれます。この自動化により、従業員が手動で情報を入力する手間が省け、エラーの削減にも繋がります。

4. 事前申請の際のデータ引き継ぎ

出張前の申請時に、出張手当や交通費を登録できる機能が実装されました。これにより、入力の重複を避け、申請漏れを防ぐことができます。

今後の展望

「バクラク」は、今後もさらなる機能拡充に向けフィードバックを受けながら、働く環境のデジタル化を推進していく方針です。業務の手間を減らし、従業員が本来の業務に集中できる体制を整えることを目指しています。また、2月25日には出張旅費精算の効率化に関する無料セミナーを開催し、企業の経理や総務関係者に向けて情報提供を行います。