特急パンダくろしお号で魅力を味わう旅
日本旅行と読売旅行が共同で、2025年2月に「特急パンダくろしお号」を利用した団体貸切ツアーを企画しました。このツアーでは、紀伊勝浦と世界遺産・熊野古道を巡り、特別な体験を提供します。
ツアーの特徴と行程
今回のツアーは「世界遺産登録20周年 熊野古道・那智大社と選べる温泉 勝浦温泉または川湯温泉2日間」と名付けられています。出発は京都駅から、可愛らしいパンダ柄の列車「パンダくろしお号」で行われます。これは、西日本旅客鉄道(JR西日本)との協力により実現したもので、普段は新大阪駅から新宮駅間を運行している列車ですが、特別に往復運行を行います。
参加者は、紀伊勝浦駅に到着した後、地元のゆるキャラたちによるお出迎えを受け、抽選会に参加することができます。また、熊野古道の「大門坂ウォーク」を体験し、名湯として知られる勝浦温泉または太地くじら温泉に宿泊するコースが用意されています。
特徴的なプログラム
選べるコース
宿泊先は、勝浦温泉コースか川湯温泉コースのいずれかを選べます。勝浦温泉コースでは「熊野本宮大社御垣内(通常非公開)参拝」や「生まぐろ三昧の昼食」が楽しめ、川湯温泉コースでは「補陀洛山寺秘仏御開帳」が案内されます。どちらのコースでも、熊野古道ミニウォーキング体験には専任の語り部が同行し、歴史や文化について深く学ぶことができます。
特別な特典
ツアー参加者は特別記念乗車券やお土産、ヒノキ製コースター、手ぬぐいなど、多彩な特典を楽しむことができます。また、往路の紀伊勝浦駅でお滝もちやお茶のふるまいもあり、地元の温もりを感じられる内容になっています。
両社の提携について
日本旅行と読売旅行は2019年に業務提携契約を結び、これまでにもさまざまな連携商品を発表してきました。今回の「特急パンダくろしお号ツアー」は、両社の共通の目標である「お客様へのサービス強化」に向けた新たな取り組みの一環と位置づけられています。今後も商品やコンテンツを充実させ、さまざまな価値を提供していく予定です。
国際的に有名な名所を巡るこのツアーは、旅行ファンにとって見逃せない魅力的な選択肢となることでしょう。