新サービス「xG-1」
2020-12-01 00:00:02
クロスセンシングが革新するスポーツデータ解析の新サービス「xG-1」
クロスセンシング株式会社とその新サービス
神奈川県川崎市に本社を構えるクロスセンシング株式会社は、本日新しいスポーツデータ解析デバイス「xG-1」の提供を開始しました。この新サービスは、アジア航測株式会社との連携により生まれたものです。このプロジェクトは、アジア航測が独自に設立した社内ベンチャー制度から生まれた第一弾となる製品であり、両社の技術力が融合した結果と言えるでしょう。
「xG-1」の背景と技術的特長
元々、アジア航測はIoT技術を駆使し、リアルタイムでの生体情報解析デバイスの開発に取り組んできました。2017年には、経済産業省が主催するIoT推進ラボのファイナリストに選ばれ、さらにNEDOの支援を受けたことで、技術の開発が加速した経緯があります。その後、2020年には世界最大規模のテクノロジー見本市「CES 2020」にも出展し、国際的な認知を得ています。
「xG-1」は、従来の主観的な評価法ではなく、データに基づいた新しい指導方法を導入することで、スポーツ現場を根本から変革することを目指しています。このサービスでは、リアルタイムキネマティック(RTK)測位技術を利用し、非常に高精度なデータをリアルタイムで提供。これにより、選手やチーム全体のパフォーマンスを視覚化し、運動強度や怪我のリスクを分析することが可能になります。
ユーザーの利便性を追求した設計
新サービス「xG-1」は、データ管理の効率化にも注力しています。選手個々の運動負荷を簡単に管理でき、さらに拡張性の高いSDKやAPIを通じてデータビジネス活動を支援します。これにより、チームの全体的なパフォーマンス向上を目指しつつ、データドリブンな意思決定を可能にするのです。これまでの経験則に基づく判断から、数量化されたデータに基づく科学的なアプローチへと進化します。
スポーツビジネスの未来を見据え
クロスセンシングの代表取締役である政木英一氏は、「スポーツ現場ではデータ分析により合理的な意思決定が求められています。xG-1によって、チームの運営やパフォーマンス向上がより円滑になると期待しています」と述べています。一方、アジア航測の小川紀一朗氏も「ウェアラブルデバイスは健康管理に日常的に活用されており、スポーツ市場に新たな革新をもたらすことを目指しています」と語っています。
両社の今後の展望として、ICTやAI技術を活用したビジネスの拡充が挙げられます。これにより、スポーツ市場だけでなく、他の分野とのオープンイノベーションによる新しいビジネスチャンスが創出されることでしょう。
企業情報
クロスセンシング株式会社は2020年に設立され、地理空間情報に特化した事業を展開しています。最新の技術を駆使して、より高付加価値なサービスの実現を目指し、今後も成長を続けていくでしょう。
会社情報
- 会社名
-
アジア航測株式会社
- 住所
- 東京都新宿区西新宿西新宿6-14-1新宿グリーンタワービル15F
- 電話番号
-
03-3348-2281